カナディアン・ソーラーのこころみ
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山陰の自然の中、メガソーラー発電所の竣工を記念して「大山カナディアン・ガーデン」を寄贈!
鳥取県西伯郡大山町(さいはくぐん だいせんちょう)
山陰地方の最高峰である大山の麓に完成した大規模太陽光発電所。カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社では、完成記念および地域貢献の一環として「大山カナディアン・ガーデン」を造園、大山町に寄贈しました。
「自然とメガソーラーの共存」をテーマとした記念ガーデン
日本七霊山の一つとして知られ、2018年に開山1300年を迎えた大山。山陰地方の最高峰でもあり、周辺一帯はその豊かな自然環境から大山隠岐国立公園として保護されており、また地蔵信仰や日本最大の牛馬市などの豊かな伝統・文化から文化庁創設の日本遺産にも認定されています。
カナディアン・ソーラーのグループ企業としてエネルギー事業を手がけるカナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社では、この雄大な大山の麓、鳥取県西伯郡大山町に27MWp規模の鳥取大山町発電所を開発。2017年8月より商業運転を開始しています。
同社では、竣工記念と地域貢献の一環として、『自然とメガソーラーとの共存・大いなる挑戦』というコンセプトによる大山カナディアン・ガーデンを造園。2019年8月23日、完成した同園を大山町に寄贈する贈呈式を行いました。
地域の人々が豊かな自然を享受するため集う場に
贈呈式は大山町の大山農村環境改善センターにて執り行われ、鳥取県知事の平井伸治氏、衆議院議員の赤沢亮正氏、参議院議員の舞立昇治氏をはじめとする議員、関係者が出席しました。
参議院議員 舞立昇治氏
「このガーデンは、自然と交流、観光との共有という今後のテーマの中核となりえる」
鳥取県知事 平井伸治氏
「大山開山1300年の翌年に贈られたこのガーデンを1つのレジェンドとして後世に残していきたい」
衆議院議員 赤沢亮正氏
「大山隠岐国立公園をはじめ、地域の環境保護に役立つ太陽光発電所の建設を大変歓迎している」
カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社 代表取締役のジェフ・ロイは、「このガーデンが、豊かな自然を守りながら新しいことに挑戦するという発電所の象徴となり、また地域の皆様がこの地の豊かな自然を享受するために集う場となることを願っています」と挨拶。また大山カナディアン・ガーデンの土地提供者である大山前畑株式会社代表取締役の松原誠氏も登壇し、「ぜひ皆様にこのガーデンにお越しいただき、周辺のジョギングやウォーキング、オオタカの森のバードウォッチング、そして大山や日本海の隠岐島など、素晴しいパノラマの眺望を楽しんでいただきたい」との祝辞が述べられました。
その後、それぞれが大山町町長の竹口大紀氏に、大山カナディアン・ガーデンとそこに使用する土地673m³の目録を贈呈。竹口町長からは「大山町では住民の希望もあり公園整備は大切な事業の1つです。そんな中、この大山カナディアン・ガーデンという素晴しい公園が増え、大変嬉しく思います。今後このガーデンを活用し、地域の皆さまが繋がれるような活動を続けていきたい」とお礼の言葉をいただきました。
大山の豊かな環境を守りながら、慎重に開発された発電所
大山町豊房地区に位置する鳥取大山町発電所は、2件のメガソーラーで出来ており、それぞれが約1㎞離れた場所に建設されています。近隣には大山の自然林や野鳥などの動植物など、多様で豊かな生態環境地域であることから、地域や地方自治体、環境団体などと密に連携し、慎重な開発が行われました。
27MWp規模の発電所は、約8,000世帯分に相当するクリーンな再生エネルギーである電力を提供することができます。カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社では、この発電所によって、気候変動による影響の軽減や、大山周辺の将来の環境を守っていくことに役立つ事を願っています。
CS 鳥取大山町発電所
所在地:鳥取県西伯郡大山町
発電出力(DC):20.9MW(A)6.4MW(B)
採用モジュール:カナディアン・ソーラー社製CS6X-320P
パネル設置枚数:85,320枚
年間CO2排出削減量(t-CO2/年):10,572(A)3,275(B)
稼働開始時期:2017年8月10日
※取材:2019年8月