カナディアン・ソーラーのこころみ
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杜の都にキラキラと輝く 「Sendai Winter Parkスターライトリンク」
宮城県仙台市の中心部、県庁や市役所に隣接する勾当台公園。ここには冬、屋外型スケートリンク「Sendai Winter Parkスターライトリンク」が登場します。この時期恒例の一大イベント「SENDAI光のページェント」のイルミネーションとあわせて大人気のアトラクションを、カナディアン・ソーラーも応援しています。
仙台の冬の夜を鮮やかに彩るスケートリンク
12月のある日、太陽が傾きかけた頃、仙台市内の真ん中にあるスケートリンクに続々と人が集まってきました。幅約17m、長さ約24mの氷上は、まるで鏡のようにピカピカ。あたりが暗くなりカラフルな照明が灯ると、きらびやかな光が氷にも反射して、通り過ぎる人がみな足を止めるほどの美しさです。そんななか、毎日のように通う方々が自前のスケート靴に履き替えて颯爽と滑り始めます。
この「Sendai Winter Parkスターライトリンク」は、仙台市で毎年開催されている「SENDAI光のページェント」にあわせ、期間限定で設置されるオープン・エアのスケートリンクです。「SENDAI光のページェント」は、200万人以上の人々が訪れる冬の一大イベントとあって、このリンクにも多くの方が楽しみにやってきます。仙台はフィギュアスケート発祥の地としても有名ですが、現在、市内で営業しているリンクは1軒しかありません。もっと多くの人たちに気軽に楽しんでもらいたいという思いから、イベント開催中、この場所に開設するようになりました。
もちろん、これだけの広さのスケートリンクを提供するのは結構大変です。十分な厚さの氷を張るには約2週間かかり、期間中も気温や天気にあわせて氷の冷却温度を調整するなど、日々細やかなメンテナンスが行われています。カナディアン・ソーラーでは、仙台営業所を開設したのを機に、東北地方の復興支援の意味も込めてその運営を応援しています。
このスケートリンク、2013年は「SENDAI光のページェント」開催中の12月6日から20日間に渡って営業されました。親子連れやカップル、そして学校や会社帰りの方々が気軽に立ち寄り、多いときには1日に1,800人も訪れるほどの大人気スポットに。アイスリンクまわりの壁につかまりながら練習をしたり、手をつないで一緒に気持ちよさそうに滑ったり、思い思いに楽しむ様子は、イルミネーションの輝きとあわせて今や冬の仙台を象徴する光景となっているようです。
60万球の光で埋め尽くされる街
2013年で28回目を迎えた、仙台の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」。なんといっても、約650mとまっすぐに続く定禅寺通のイルミネーションは見応えがあります。車道の両脇と中央の遊歩道沿いに植えられたケヤキの木 160本に、60万球ものLED電球が取り付けられ、暖かい色合いの光があたり一面を埋め尽くします。今回、期間中の使用電力(5,000kwh)は、バイオマス発電によるグリーン電力を利用し、環境にも配慮したイベントとなっています。
この華やかな定禅寺通からすぐの場所にあるのが、「Sendai Winter Parkスターライトリンク」のある勾当台公園。園内にはほかにも、高さ約30mのヒマラヤ杉を使った国内最大級の「シンボルツリー」など、たくさんの光のオブジェが並び、こちらも見応えがあります。ほかにも、パレードやコンサートなど、市民参加型のイベントも開催。仙台、そして東北の人々が華やかな冬を楽しむお祭りとして、大変親しまれています。
Sendai Winter Parkスターライトリンク
開催期間:2013年12月6日(金)~25日(水)
※「SENDAI光のページェント」は12月6日~31日まで
主催:SENDAI光のページェント実行委員会
共催:仙台放送
運営会社:アイスリンク仙台
※取材:2013年12月
Photo: Satoru Seki