2025.05.12
リカレント社、グローバルIPPの成長を加速するための4億1,500万ドル企業信用枠を確保
柔軟な多通貨ファシリティがリカレント社の財務基盤を強化し、グローバルな再生可能エネルギーポートフォリオの拡大を支援
Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州キッチェナー、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、その子会社であり、 太陽光発電および蓄電池プロジェクトのグローバル開発者、所有者、運営者であるリカレント社が、4つの主要銀行によるコンソーシアムから支援を受け、最大4億1,500万米ドルの多通貨信用枠を確保したことを発表しました。
この企業信用枠は、リカレント社の戦略に沿った柔軟でスケーラブルな資金調達ソリューションを提供し、さまざまな地域や市場で独立系発電事業者(IPP)ポートフォリオの拡大を支援します。
当初の信用枠は4億1,500万米ドルで、この信用枠には増額の可能性があるオプションが含まれており、USD、EUR、GBP、AUDでの支払いが可能です。この取引の仕組みを通して、リカレント社が戦略的な機会を追求しながらも、財務的な柔軟性を強化し、世界中でのクリーンエネルギープロジェクトの展開を加速することが可能となります。
この信用枠の締結は、リカレント社が完全に統合されたIPP(独立系発電事業者)として進化する重要な節目となり、持続可能な開発とクリーンエネルギーのリーダーシップを世界市場で強化する企業の長期的なコミットメントを象徴しています。同社はIPP戦略を拡大し続ける一方で、引き続き強力な価値を創出している選定市場において、開発も販売も行うというモデルへの取り組みを維持しています。
バンコ・サンタンデールはグローバル・ファイナンシャル・アドバイザーとして関与しました。このコンソーシアムにはバンコ・サンタンデール、ラボバンク、インテーサ・サンパオロ、モルガン・スタンレーが含まれています。
リカレント社のCEOであるイスマエル・ゲレロ氏は、次のようにコメントしています。「この契約は、リカレント社の成長戦略を強化し、再生可能エネルギーの世界有数の独立系プロデューサーおよび開発者への変革を支援する重要な一歩です。私たちのビジョンに対する揺るぎないサポートと信頼を提供してくださった金融パートナーに深く感謝しています。私たちは共に、エネルギーの未来を形作るだけでなく、世界中で今日、そしてこれからの世代のために、クリーンで信頼性の高い、手頃な価格の電力を提供していきます」
リカレント社について
リカレント社は、カナディアン・ソーラーの子会社であり、世界最大かつ最も地理的に多様化したユーティリティ規模の太陽光発電および蓄電池プロジェクトの開発、所有、運営プラットフォームの一つです。業界をリードする社内のエネルギー専門家チームを有するリカレント社は、カナディアン・ソーラーのグローバルな開発および電力サービス事業を担当しています。これまでにリカレント社は、6大陸にわたって11GWpの太陽光発電プロジェクトと3GWhを超える蓄電池プロジェクトの開発、建設、接続を成功させてきました。2024年12月時点で、同社のプロジェクト開発パイプラインには、25GWp以上の太陽光発電容量と75GWhのエネルギー貯蔵容量が含まれています。