エコなお宅訪問
MY SOLAR HOUSE
使い心地はいかがですか? カナディアン・ソーラーの太陽光発電システムを導入されたお宅やお店を訪問し、お話をうかがいました。
毎日のモニターチェックが楽しみになりました
神奈川県大和市 中林様邸
十分な太陽電池容量と25年間の出力保証が決め手に
都心から電車で1時間足らずと便利な立地で、しかも豊かな自然に恵まれた神奈川県大和市。周辺一帯の水源ともなっている広大な樹林公園「泉の森」のすぐ近くに、中林さんのお宅はあります。公園から緑の香りが漂うような閑静な住宅街、真南に向かって建つ大きなお宅の切妻屋根に、32枚のソーラーパネルが鏡のように違和感なくすっきりと収まっています。
中林さんの家は、横長の家屋を真ん中で仕切り、左右対称に2世帯が入るデュープレックスタイプ。片側には憲一さんご夫妻とお母様、そして片側には弟さんの茂さんご夫妻が暮らしています。2012年の春、ご兄弟家族それぞれの意見が一致し、太陽光発電を導入することにしました。
きっかけは、郵便受けに太陽光発電のチラシが入っていたこと。さっそく地元の設置業者3社に来てもらい見積もりを取りました。いろいろ比較をして決めたのが、カナディアン・ソーラーのシステムでした。
「太陽電池容量が3kW以上であることを目安に選びました。カナディアン・ソーラーのモジュール(パネル)ならこれをクリアでき、しかもその出力を25年間も保証してくれるという。これが決め手になりましたね。あと、カナダ生まれの会社ということで、自然にやさしいイメージも良かったです」
最終的には、一般家庭としてはやや大きめの6kWのシステムを設置することに決定。工事期間は2日間で、4~5人の職人さんが来て作業をし、あっという間に完了しました。
「国からの補助金の手続きなども、すべて業者の方がやって下さったので、何の面倒もなく設置が完了しました」
電気料金が劇的に安くなり、さらに売電によるプラスも
太陽光発電導入の効果は、どちらのお宅でもすぐに現れました。電気料金が劇的に安くなったといいます。
「うちは母がいることもあり冷暖房を結構使うし、冷蔵庫も3台使っています。このため冬など、電気代が20,000円を超えることもめずらしくありませんでした。ところが太陽光発電を始めて以降は、冬でも10,000円台。5~7月などは4,000円台に抑えられました。加えて売電料金が、冬場でもひと月5,000円ほどに。とくに2013年の5月は天気が良かったこともあり、約13,700円を売電しました。この月の使用料金は約4,700円。かなりのプラスでした」(憲一さん)
一方、茂さんも「わが家は二人暮らしですので、以前もひと月の電気代は最高でも10,000円といったところでした。それでも設置以降は確実に安くなりましたね。今は平均して4,000 ~5,000円と約半分。売電はやはり5,000~13,000円。数字を見るたびにうれしくなりますね」と、お二人ともかなり満足の様子。モニターで常に発電状況、売電状況などがチェックできるため、これを見るのも楽しみに。“あ、今テレビでこれだけ電気を使っているな”といった風に家の中の電気使用状況が把握できるようになり、自然と節電意識も高まったといいます。
「自分でも毎日、発電量や売電量などを記録するようになり、だんだん天気と電気の関係などもわかるようになりましたね」(憲一さん)
と新しい習慣までできたのだとか。静かで緑豊かな環境にふさわしい、エコな生活が始まったようです。
中林憲一様・中林茂様邸(取材時)
■システム 3.04kW (×2世帯)
■設置モジュール
カナディアン・ソーラー社製CS5A-190M
4段8列・合計32枚を切妻屋根南面に設置
(1世帯当たり2段8列 16枚)
■パワーコンディショナ CS-3000J 2台(1世帯1台)
■施工:2012年4月
中林憲一様邸 太陽光発導入後の電気使用量・売電量の例
【2013 年1月】
●電力使用料:649kW / 支払電気料金:17,786円
●販売電力量:142kW / 販売電気料金5,964円
【2013 年5月】
●電力使用料:180kW / 支払電気料金:4,744円
●販売電力量:327kW / 販売電気料金:13,734円
※発電量や売電量などは、ソーラーパネルの設置条件によってそれぞれ異なります。
※取材:2013年5月
Photo: Yuka Watanabe