2025.03.26news

カナディアン・ソーラー傘下のe-STORAGE社、 アリゾナ州のストラタクリーンエナジー社のホワイトタンク蓄電池プロジェクトで576MWhの蓄電システムを提供

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州キッチェナー、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、同社の過半数出資子会社であるe-STORAGE社がストラタクリーンエナジー社のホワイトタンクエナジーストレージLLCと蓄電池供給契約および長期サービス契約(LTSA)を締結し、アリゾナ州で100MW/576MWh DCの蓄電池システム(BESS)を提供することを発表しました。 ​このプロジェクトは、再生可能エネルギーを蓄電し、アリゾナ・パブリック・サービス(APS)に供給することで、電力網の信頼性を高めることを目的としています。​e-STORAGEは、独自のSolBank 3.0技術を活用し、システムの供給、試運転、および長期運用を担当します。​建設は2026年10月に開始される予定です。

 ストラタクリーンエナジー社によって開発されたホワイトタンク蓄電池プロジェクトはAPSにより信頼性の高いグリッドの蓄電した再生エネルギーを供給します。e-STORAGE社は独自のSolbank 3.0の蓄電池(BESS) 技術を活用し、蓄電ソリューションのTier 1グロー―バルプロバイダーとして、蓄電システムの供給、試運転、および長期運用管理を行います。

​ e-STORAGE社は、SolBank 3.0蓄電システム約120基をホワイトタンクバッテリープロジェクトに提供し、昼間に生成された余剰な再生可能エネルギーを夕方の需要が高い時間帯に供給することで、電力網の信頼性を向上させます。 ​システムの運用開始後、e-STORAGE社は20年間の長期サービス契約(LTSA)に基づき、最適なパフォーマンスを維持し、定期的な監視とメンテナンスを実施し、APSのエネルギーグリッドとの円滑な統合を確保します。

​ ストラタクリーンエナジー社の社長であるBob Schaffeld氏は次のようにコメントしています。「弊社が、ホワイトタンクエネルギー貯蔵プロジェクトにおいて、e-STORAGE社の柔軟ですぐに実行可能なソリューションとサービスサポートを採用できることを嬉しく思います。​彼らの卓越したパフォーマンスへのコミットメントは、弊社の私たちの顧客に最高品質を提供するという使命と完全に一致しています」

e-STORAGE社のコリン・パーキン最高経営責任者(CEO)は次のようにコメントしています「アリゾナ州のクリーンエネルギー目標達成に重要な役割を果たすホワイトタンクバッテリープロジェクトでストラタクリーンエナジー社と協力できることを誇りに思います。​当社のSolBank 3.0技術は、安全性と高性能を追求し、信頼性の高い再生可能エネルギーソリューションへの需要の高まりに応えています。​e-STORAGE社は、米国市場向けに最高水準のソリューションを提供し、エネルギー革新を推進し続けます」

e-STORAGE社について

e-STORAGE社は、カナディアン・ソーラー社の子会社であり、ユーティリティ・スケールの蓄電池システムの設計、製造、統合を専門とするリーディング・カンパニーです。e-STORAGE社は、独自の蓄電池ソリューション、包括的なEPCサービス、系統運用の改善を目的とした革新的なソリューションを提供しています。現在、同社は年間20 GWhの生産能力を持つ2つの完全自動化された最新の製造施設を運営しています。詳細については、http://www.csestorage.com の Media&PR セクションを参照し、LinkedIn ページをフォローしてください。

ストラタクリーンエナジー社について

ストラタクリーンエナジー社、およびその関連会社(以下「Strata」)は、垂直統合型の太陽光発電および蓄電システムの開発、エンジニアリング、調達、建設(EPC)、運用・保守(O&M)を手掛ける企業です。 ​ストラタクリーンエナジー社は全米で180以上のプロジェクトを運用し、6 GW以上の太陽光発電容量と22 GWhの蓄電容量を開発中です。 ​また、3 GW以上の容量をO&M契約のもとで管理し、プロジェクトの最適なパフォーマンスを確保しています。 ​同社は業界をリードする品質保証基準を事業全体に導入することで、リスクを低減し、効率をあげ、顧客にとってのコス競争力を最大化しながら最高水準のプロジェクトを提供することに注力を注いでいます。Strata Clean Energyの詳細や最新情報については、公式ウェブサイトhttp://www.stratacleanenergy.com.をご覧ください。

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