2018.04.17
カナディアン・ソーラーとEDFエナジー社が所有する太陽光発電所が ラテン・アメリカ・マルチソース・ディール・オブ・ザ・イヤーを受賞
Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)とEDFエナジー社が共同保有する“Pirapora I太陽光発電所”(191.5MWp)が、2018年3月15日の「IJグローバル・アワード」において、ラテン・アメリカ・マルチソース・ディール・オブ・ザイヤーを受賞したことをお知らせします。本発電所は、ブラジル・ミナスジェライス州に建設中で、EDFエナジー社が80%、当社が20%の所有権をそれぞれ保有しています。
「IJグローバル・アワード」は専門家から成る審査委員会によって毎年選出されており、各地域におけるエネルギーとインフラに関する最良の取引を祝うものです。本年のその他の受賞者には、JPモルガンとアジア開発銀行が含まれます。
“Pirapora I太陽光発電所”は、ブラジル開発銀行(BNDES)により資金調達された初の太陽光発電所で、TJLP(ブラジルの長期金利)で全資金提供を受けています。世界最大規模の開発銀行であるブラジル開発銀行は、再生可能エネルギー・プロジェクトに最善の信用枠を割りあて、環境や社会的改善支援を含む正の外部性を伴う発電所における経済発展を促進しています。なお本発電所は、2017年11月に商業運転を開始しています。
Pirapora I太陽光発電所の資金には、米州開発銀行グループ(IDB)の民間部門であるIDBインベストが提供する短期建設橋梁融資も含まれています。IDBは、ラテンアメリカとカリブ海地域における開発プロジェクト向け最大多国間資金調達機関です。Banco Itaú BBA S.A.、Banco Société Générale Brasil S.A.、Banco ABC Brasilは、ブラジルのレアル建て無担保社債の引受元として建設資金を提供しています。
カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。
「当社は、ブラジル最大級の太陽光発電所の開発に向けた当社の貢献がEDFエナジー社とともに認められた結果この賞に選出され、“Pirapora I太陽光発電所”が認知されていることを嬉しく思います。本発電所は、ブラジル・リザーブ・エネルギー入札制度の下プロジェクト・ファイナンスを完了する最初の太陽光発電プロジェクトの一つです。ラテンアメリカは当社にとって重要な市場です。パートナー企業と協力し、この地域に太陽光発電の投資を増やすことを期待しています」
EDFエナジー社のCOOであるBruno Fyot氏は、次のようにコメントしています。
「今回の受賞により、“Pirapora I太陽光発電所”の卓越性が裏付けられ、また革新性や地域開発、社会環境を支援する大規模な再生可能エネルギー・プロジェクトの実現に向けた当社の深い関心の実証につながりました。」