2026.02.12news

カナディアン・ソーラー、自社日本初の系統用蓄電池の運用開始

e-STORAGE社製蓄電池システムを日本市場へ初導入

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州キッチェナー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、子会社であるCSI Solar Co. Ltd.(「CSI Solar」)の事業部門、e-STORAGE社が、日本における初の系統用蓄電池システム(以下「BESS」)を納入したことをお知らせします。

 システム定格出力2MW、蓄電容量8.25MWhとなっており、e-STORAGE社製「Solbank 1.0」を採用しています。これは日本市場におけるe-STORAGE社製品初の納入実績であり、カナディアン・ソーラーグループ全体の長期的な日本市場へのコミットメントを示すものです。

 当社グループの日本における開発組織であるカナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社(以下「CSP」)が、本プロジェクトの開発を担当しました。北海道札幌市の苗穂変電所に隣接する敷地に設置されており、系統用大規模電池の早期の導入および容量拡大を目的に、北海道電力ネットワーク株式会社が2023年に実施した系統用蓄電池設置用地賃貸事業の一環として選定されたものです。日本卸電力取引所(JEPX)および需給調整市場(EPRX)での運用を前提に設計されており、北海道における電力系統の柔軟性向上、再生可能エネルギーの統合、そして市場の安定化に貢献します。本システムは、e-STORAGEの「SolBank」プラットフォームで構成されており、システムの搬入は2025年9月に完了、同年12月初旬には最終的な試運転を完了済みです。

 e-STORAGEは、本プロジェクトの設計、エンジニアリングおよび試運転を担当するとともに、BESS の運用期間を通じた長期保守・点検サービスも提供します。さらに、政府(環境省)認定の産業廃棄物広域認定制度登録事業者として、リチウムイオン電池システムの法令に準拠した適正処理を担う資格を有しています。ライフサイクルを通じて日本の規制枠組みおよび電力市場の要件に沿った対応を実現します。

<施設概要>

蓄電所名称: CS北海道苗穂蓄電所

所 在 地 : 北海道札幌市

出 力  : 2MW

容 量  : 8.25MWh

 カナディアン・ソーラー社およびe-STORAGE社長のコリン・パーキンは次のようにコメントしています。

 「本プロジェクトは、日本のエネルギー転換を支援するカナディアン・ソーラーの取り組みにおける重要な節目であり、今後の大規模蓄電池開発への道を切り開くものです。信頼性が高く、市場に即応するソリューションを提供することで、系統の強靭化に貢献できることを誇りに思います。今後も、日本市場の進化するニーズおよび規制要件に確実に応える、高品質なBESSソリューションの提供に全力で取り組んでまいります」

 

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