2025.12.04news

カナディアン・ソーラー、米国における製造および事業運営の直接管理を再開

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州キッチナー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、この度、米国事業の直接管理を再開し、北米への製造回帰を推進する戦略的イニシアチブを発表しました。当社は、米国の株主および過半数出資の子会社であるCSI Solar Co., Ltd.(「CSI Solar」)と新たな合弁会社を設立します。

 カナディアン・ソーラー(本社:カナダ・キッチナー)は、CS PowerTechの75.1%の議決権を保有し、同社は米国を拠点とした太陽光モジュール、太陽電池(セル)、先進的な蓄電システムの製造・販売を行います。さらにカナディアン・ソーラーは、第三者評価に基づく公正市場価格で、CSI Solarから米国事業を支援する特定の海外拠点の75.1%の持分を取得します。これら資産の総対価は約5,000万ドルであり、評価基準日からクロージング日までの純資産価値の変動を反映する一度限りの価値調整が適用されます。今後、北米への製造回帰戦略の一環として、カナディアン・ソーラーは24年にわたるグローバルな製造経験を活かし、太陽光、蓄電、電力分野の米国企業と提携するため、さらなる合弁事業の立ち上げを目指します。

 CS PowerTechの設立と、上場親会社の直接管理下での製造再開は、カナディアン・ソーラーが北米を本拠地と捉え、強固で透明性の高い多様化された国内サプライチェーンの構築に取り組む姿勢を示しています。

 この取り組みにより、米国内で数千人規模の質の高い製造業雇用が創出されるだけでなく、全米の地域社会に投資や手頃でクリーンなエネルギーの恩恵ももたらされます。

 提案されている調整は関連当事者間取引に該当し、当社の取締役会およびCSI Solarの少数株主の承認を要します。また、今後の規制ガイダンスやその他の要素に基づき調整される可能性があります。

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