2025.11.19news

カナディアン・ソーラー、岡山県の太陽光発電所 稼働開始と同時に25年間のPPAを締結

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州キッチェナー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、日本国内の太陽光発電・蓄電池プロジェクト開発を行う子会社、カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社(本社:東京都港区 代表取締役:山田 亮太 以下「CSP」)を通じ、国内大手企業と、岡山県真庭市に新設したCS岡山新湯原CC太陽光発電所において、25年間のPPA(Power Purchase Agreement:再生可能エネルギーに係る非化石証書譲渡契約、以下PPA)を締結しました。2025年10月の発電所商業運転開始(COD)と同時に、契約を開始しております。

発電所名: CS岡山新湯原CC発電所       

      (所在地:岡山県真庭市)

運転開始: 2025年10月1日

設備容量: 28,860kWdc (20,000kWac)

[Photo: 株式会社WIND-SMILE]

 

 同発電所は追加性のある新設電源であるため、運転開始から15年以上を経過した後2050年までRE100技術基準に適合した環境価値を提供し続けることが可能です。この取り組みにより、需要家は2050年迄の長期的なカーボンニュートラルの達成に大きく前進することとなります。本案件は、デジタルグリッド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:豊田祐介、TSE:350A 以下「デジタルグリッド」)の運営する再エネマッチングプラットフォームである「RE Bridge®」を介してマッチングしたものです。FIP(フィードインプレミアム)制度を活用したデジタルグリッド独自のバーチャルPPAであるGreen Purchase Agreement(「GPA®」)のスキーム提供を受ける案件となります。発電した電力は、デジタルグリッドを通じて、日本卸電力取引所(JEPX)において市場売電いたします。

 CSP代表取締役 山田氏は次のようにコメントしています。「プロジェクトの完成と契約締結を同時に迎えることができ大変光栄に思っています。これにより発電所が生み出す環境価値を最大限活用して、お客様の目標達成はもちろん、広く市場全体の持続可能な成長にも貢献することができます。限られた時間の中でPPA実現に尽力いただいたデジタルグリッド社に深く感謝申し上げます。今後も本プロジェクト同様に、周辺環境への影響に配慮したクリーンエネルギー供給を推進していきます」

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