2025.10.31news

EP CUBE、2025年グッドデザイン賞を受賞

 カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ブリース ルグイック)は、 この度、当社グループ製のハイブリッド蓄電システムEP CUBEが2025年の日本グッドデザイン賞(Gマーク)を受賞したことを発表いたしました。本製品は、世界中から多くのエントリーが集まる中で際立った存在感を示し、優れたデザイン性やサステナブルなライフスタイルの推進が高く評価されました。

 グッドデザイン賞は1957年に創設され、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推進制度です。消費者やデザイナーから「良いデザイン」の象徴として広く認知されています。審査では、デザイン性だけでなく、使いやすさ、革新性、ならびに社会・環境への貢献も重視されます。

 審査委員会はEP CUBEについて、「高いモジュール性とユーザーフレンドリーな設計で、複雑な蓄電技術を日常生活に巧みに組み込んでいる。EP CUBEは家庭がクリーンエネルギーを手軽に利用できるようにし、エネルギーの自由化を象徴する優れた例である」と高く評価しました。加えて、コンパクトな筐体設計は住環境に調和し、災害時の早期警報機能などで安心感も提供しています。

 EP CUBEの最大の特徴は、革新的なスタッカブル・拡張可能なモジュール設計にあります。ユーザーは必要に応じてモジュールを追加し、家庭のエネルギー需要に合わせて柔軟に容量を拡張できます。この「必要な分だけ構成する」発想は、従来の固定容量型蓄電池の限界を打ち破り、より多くの家庭が自分たちのニーズに合わせてエネルギーを管理できる、エネルギーの自由化を実現します。

 さらに、日本の限られた設置スペースや操作性への配慮も徹底しています。コンパクトな設計で様々な住環境にフィットし、HMIディスプレイによりキャビネットを開けずにバッテリー残量や稼働状況をリアルタイムで確認できます。アプリを使って遠隔で発電量や消費量を把握したり、天候に応じたエネルギー備蓄の設定も可能です。災害警報時には自動で非常用電力を蓄える機能も備えています。

 品質面でもEP CUBEは、15年保証と60%以上のバッテリー容量維持を約束し、業界標準を大きく上回る安心を提供しています。

 受賞したEP CUBEは、11月1日から東京ガーデンシアターで開催される「グッドデザイン賞受賞展」で展示される予定です。世界中の来場者が、優れたデザインと機能性、信頼性を兼ね備えたこの家庭用蓄電池を体験できます。

 EP CUBE創業者兼CEOのAndy Yin氏は「グッドデザイン賞での評価は、私たちの『デザイン思考』と『サステナブル技術』の融合が国際的に認められた証です。EP CUBEは単なる製品ではなく、クリーンエネルギーを世界中に広めるという使命を担い、より多くの人々がエネルギーを自分で選び、使える社会、すなわちエネルギーの自由化を目指しています。今後も製品開発とデザインの革新に努めてまいります」とコメントしています。

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