Canadian Solar Inc.（本社：カナダ・オンタリオ州キッチェナー、CEO：ショーン・クー、NASDAQ：CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」）は、本日、同社の過半数出資子会社であるe-STORAGE社が、カナダ・オンタリオ州におけるEloraおよびHedley蓄電池プロジェクトに関し、Aypa Powerと蓄電池契約（BSA）および長期サービス契約（LTSA）を締結したことを発表しました。

　EloraおよびHedleyの両プロジェクトは合わせて420MW／2,122MWhの新たな蓄電容量をオンタリオ州の電力網に提供することになり、同州で現在開発中の蓄電池施設の中でも最大規模の一つとなります。これらの投資は、大規模蓄電の展開におけるオンタリオ州の重要な役割を示すとともに、北米全域にわたる重要なエネルギーインフラの提供に向けたe-STORAGE社とAypa Powerの継続的な協力関係を強調するものです。

　両プロジェクトは、e-STORAGEのSolBank製品を用い、20年間の長期サービス契約（LTSA）のもとで運用されます。この契約には継続的な監視、予防保守、性能保証が含まれており、高いシステム稼働率と資産の耐用年数にわたる安定したサービス収益を確保する構造となっています。納入は2026年第1四半期に開始され、商業運転は2027年前半に予定されています。

　Aypa PowerのCEO、モエ・ハジャベッド氏は、次のようにコメントしています。「EloraおよびHedleyプロジェクトは、オンタリオ州のエネルギーシステムにおける重要な投資であり、増加する需要に対応し信頼性の高い電力網を維持するために必要な柔軟な容量を提供します。信頼できるパートナーと協力し、最高水準の性能と安全性を適用することで、オンタリオのコミュニティと経済に長期的な価値をもたらす資産を構築していきます」

　e-STORAGE社のコリン・パーキン最高経営責任者（CEO）は次のようにコメントしています。「EloraおよびHedleyプロジェクトを通じてAypa Powerとのパートナーシップを拡大できることを誇りに思います。これらのプロジェクトは、IESOの長期リソース適格性枠組み（LT1）を通じて信頼性の高い容量を提供し、カナダ市場に対する我々の長期的なコミットメントを改めて確認するものです」

e-STORAGE社について

e-STORAGE社は、カナディアン・ソーラーの子会社であり、ユーティリティ・スケールの蓄電池システムの設計、製造、統合を専門とするリーディング・カンパニーです。e-STORAGE社は、独自の蓄電池ソリューション、包括的なEPCサービス、系統運用の改善を目的とした革新的なソリューションを提供しています。現在、e-STORAGE社は年間10GWhの蓄電池システム製造能力および3GWhのバッテリーセル製造能力を持つ、最先端の全自動製造施設を運営しています。

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Aypa Powerについて
Aypa Powerは、ブラックストーンのポートフォリオ企業であり、北米全域でユーティリティ規模の蓄電およびハイブリッド再生可能エネルギープロジェクトの開発、所有、運営を行っています。現在、30件のプロジェクトが稼働中または建設中であり、開発パイプラインは22ギガワットを超えています。Aypaは、電力網の信頼性強化、再生可能エネルギーの統合、化石燃料依存の削減を実現するソリューションを提供しています。2018年に最初の蓄電池プロジェクトを開始して以来、エネルギー貯蔵開発の最前線に立ち続けています。詳細はLinkedInのAypa Powerページまたはウェブサイト www.aypapower.com をご覧ください。