停電時、電気の使用方法について(パワーコンディショナの自立運転機能)

パワーコンディショナには、停電時に電気を供給する「自立運転機能」があり、AC100Vで最大1,500Wまで利用することができます。自立運転への切り替えと連系運転への復帰が自動で切替わらないため、一定の操作をする必要があります。以下、各機種の切替方法を記載しています。停電の際に備えて、ご活用ください。

CSTHシリーズ

品番 製品画像 自立運転切替方法
CSTH55GSF
CSTH99GSF

停電時には自立出力し、自動で太陽光発電に切り替えます。

CSPシリーズ

屋内設置タイプ

品番 製品画像 自立運転切替方法

CSP30N1F
CSP40N1F
CSP55N1F


CSP40N1K
CSP55N1K

*連系自立自動切替の設定がONの場合は、下記の操作は不要です。

【本体操作の場合】
①運転スイッチを「停止」にする
②運転スイッチを「運転」にする

表示部がカウントダウンを開始すると同時に自立運転ランプが点灯します。約10秒後に自立運転ランプが点灯し自立運転に切り替わり、自立運転コンセントにAC100Vが出力されます。

注)停電終了後は忘れずに連系運転(通常時)に戻してください。

【一括制御リモコンを設置している場合】
①停止/運転スイッチを「停止」にする
②停止/運転スイッチを「運転」にする

約10秒後に自立ランプ(橙)が点灯、自立運転コンセントにAC100Vが出力されます。(本体の運転スイッチが「運転」になっている必要があります)

注)停電終了後は忘れずに連系運転(通常時)に戻してください。

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屋外設置タイプ

品番 イメージ図 自立運転切替方法

CSP44G4F
CSP55G4F


CSP44G4K
CSP55G4K

*連系自立自動切替の設定がONの場合は、下記の操作は不要です。

【本体操作の場合】

①外部表示操作部の運転SWを約5秒長押しして
「停止モード」にする

・運転/停止ランプが点灯から点滅に変わります。

②外部表示操作部の運転SWを約5秒長押しして
「運転モード」にする

・運転/停止ランプが点滅から点灯に変わります。

・連系/自立/停止ランプが点滅、自立運転コンセントにAC100Vが出力されます。

表示部がカウントダウンを開始すると同時に自立運転ランプが点灯します。約10秒後に自立運転ランプが点灯し自立運転に切り替わり、自立運転コンセントにAC100Vが出力されます。

注)停電終了後は忘れずに連系運転(通常時)に戻してください。

【一括制御リモコンを設置している場合】
①停止/運転スイッチを「停止」にする
②停止/運転スイッチを「運転」にする

10~20秒後に自立ランプ(橙)が点灯、自立運転コンセントにAC100Vが出力されます。

注)停電終了後は忘れずに連系運転(通常時)に戻してください。

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CSRシリーズ

屋内設置タイプ

品番 イメージ図 自立運転切替方法
CSR40N1D
CSR55N1D

①太陽光発電用ブレーカを「OFF」にする。

②パワコンの運転スイッチを一度「OFF」にしてから、再度「ON」にする。

③運転ランプと発電電力表示ランプ[kW]が点灯することを確認する

④停電用コンセントに、使用したい機器を接続する。

⑤自立運転時に日中の天候変化や夜間などで自立運転が停止した場合、天候回復後、運転スイッチを一度「OFF」にしてから再度「ON」にする。

・日中の太陽光がある時のみ停電用コンセントで電気を使えます。

・日中の天候変化により出力が不安定な為、突然停止しても安全性に問題のない機器にご使用ください。

・100V 15A 以下使用可

注)停電から復電した時に、連系運転(通常運転)に戻す必要があります。一度運転スイッチを一度「OFF」にして、太陽光発電ブレーカを「ON」に戻してから、運転スイッチを再度「ON」にしてください。

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屋外設置タイプ

品番 イメージ図 自立運転切替方法
CSR48G4F
CSR56G4F

【停電時に、異常ランプが5秒間に2回点滅を繰り返している場合】

「連系運転と自立運転を手動で切り替える設定」になっています。自立運転で使用する場合は、下記の手順①~④を行ってください。

【停電時に、運転ランプが点灯している場合】

「連系運転と自立運転が自動で切り替わる設定」になっています。
・ 自動的に自立運転に切り替わっています。

①太陽光発電用ブレーカを「オフ」にする

②運転スイッチを5秒以上押し続ける

・運転ランプが3回点滅し、運転スイッチが「オフ」状態になります。

・運転ランプが1秒点灯、4秒消灯を繰り返します。

③運転スイッチを5秒以上押し続ける

・運転ランプが3回点滅し、運転スイッチが「オン」状態になります。

・自己診断のため、パワーコンディショナからカチッカチッカチッカチッと動作音がします。

・自立運転を開始すると、運転ランプが点灯します。

④停電用コンセントに使用したい機器を接続する

・突然停止しても安全性に問題がない機器を接続してください。
(⇒取扱説明書参照)

・接続する機器の合計消費電力は、1500VA 以下(AC100V で最大15A 以下)になるようにしてください。

注)停電終了後は忘れずに連系運転(通常時)に戻してください。

【発電電力の低下や日の入りによって自立運転が停止した場合】

「連系運転と自立運転が自動で切り替わる設定」になっています。
・ 自動的に自立運転に切り替わっています。

「連系運転と自立運転を手動で切り替える設定」になっている場合

太陽電池が発電を開始してから、下記手順を行って自立運転を再開させてください。(異常ランプが5秒間に2回点滅を繰り返していたら、太陽電池は発電を開始しています)

1 運転スイッチを5 秒以上押し続ける

・運転ランプが3 回点滅し、運転スイッチが「オフ」状態になります。

2 運転スイッチを5 秒以上押し続ける

・運転ランプが3 回点滅し、運転スイッチが「オン」状態になります。

「連系運転と自立運転が自動で切り替わる設定」になっている場合

太陽電池が発電を開始すると、自動的に自立運転が再開されます。

注)停電終了後は忘れずに連系運転(通常時)に戻してください。

【保護機能が働いて自立運転が停止した場合】

掃除機や冷蔵庫などの電流が急激に流れる機器を使用したり、故障した機器を使用すると、保護機能が働いてパ ワーコンディショナが停止することがあります。

保護機能が働いて自立運転が停止した場合は、以下の手順で再開してください。

1 運転スイッチを5秒以上押し続ける

・運転ランプが3回点滅し、運転スイッチが「オフ」状態になります。

2 停電用コンセントに接続している機器を減らす、または故障した機器を停電用コンセントから外す

3 運転スイッチを5秒以上押し続ける

・運転ランプが3回点滅し、運転スイッチが「オン」状態になります。

注)停電終了後は忘れずに連系運転(通常時)に戻してください。

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その他の機種

各機種の「パワーコンディショナの自立運転機能」に関する資料を抜粋したものです。ご使用の機種の資料をご参照ください。