リカレント社の最新のエネルギー貯蔵および太陽光トーリング契約は、アリゾナ州の拡大するエネルギー需要を支援

　Canadian Solar Inc.（本社：カナダ・オンタリオ州、CEO：ショーン・クー、NASDAQ：CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」）は、その子会社でグローバルにプロジェクト開発を行い、太陽光発電・蓄電池プロジェクト資産を保有するリカレントエナジー社（以下「リカレント社」）は、アリゾナーパブリックサービス（APS）との間で2件の新たなトーリング契約を締結したことを発表しました。

　この20年契約のトーリング契約には、デザート・ブルーム・ストレージおよびパパゴ・ソーラープロジェクトが含まれています。両プロジェクトはアリゾナ州マリコパ郡に位置しており、2025年に建設が開始され、2026年に稼働を予定しています。デザート・ブルーム・ストレージは600 MWhの独立型エネルギー貯蔵施設で、パパゴ・ソーラーは150 MWacの太陽光発電施設です。

　昨年、リカレント社は、1,200 MWhのパパゴ・ストレージプロジェクトについて、アリゾナーパブリックサービス（APS）との間で20年のトーリング契約を締結したことを発表しました。パパゴ・ストレージプロジェクトは現在建設中で、2025年に稼働を開始する予定です。稼働後、パパゴ・ストレージはアリゾナ州で最大の独立型エネルギー貯蔵プロジェクトとなります。

　これら3件のAPSとのトーリング契約は、合計で1,800 MWhのエネルギー貯蔵容量と150 MWacの太陽光発電容量を含んでいます。これにより、4時間にわたって72,000世帯分の電力を供給できるだけの蓄電池容量と、年間で約24,000世帯分の電力を供給できる太陽光容量が確保されます。

　APSのリソース管理担当副社長であるブライアン・コール氏は次のようにこめんとしています。「アリゾナ州に多くの人々や企業が移転している中で、今後数年間でお客様のエネルギー需要が大幅に増加すると予想しています。私たちは、デザート・ブルーム・ストレージ、パパゴ・ソーラー、およびパパゴ・ストレージのようなプロジェクトを追加することで、その増大する需要に応えるために、信頼性が高くクリーンな電力を最も低コストで提供する計画を立てています」

　リカレント社は、世界最大級のクリーンエネルギープラットフォームの1つです。これまでに、リカレント社は3.7 GWhの蓄電池容量と11 GWpの太陽光発電プロジェクトを稼働させてきました。

　リカレント社CEOであるイスマエル・ゲレロ氏は、次のようにコメントしています。「APSとの1.8 GWhのエネルギー貯蔵容量と150 MWの太陽光容量に関するパートナーシップは、フェニックス地域におけるエネルギーインフラの驚異的な拡充を意味します。APSは長年にわたりクリーンエネルギーの革新においてリーダーであり、アリゾナ州の電力需要の増加に対応するために必要なプロジェクトを提供する中で、APSの我社に対する信頼に感謝しています。今後もAPSとの長期的なパートナーシップを築いていくことを楽しみにしています」

　現在、アリゾナ州には1,000 MWの稼働中の蓄電容量があり、再生可能エネルギーは州の電力供給の12％を占めています。需要の増加に対応するため、アリゾナ州は2030年までに7,600 MWのユーティリティ規模の太陽光発電、1,700 MWの風力発電、そして5,900 MWのバッテリー貯蔵容量を追加する予定です。これは、500万世帯以上の電力を供給できるクリーンな電力に相当します。この予想されるクリーンエネルギー容量は、140億ドルの資本投資が見込まれています^[1] 。^[1] https://www.fuelforthought.energy/press/clean-energy-powers-arizona 

　アリゾナ州上院議員マーク・ケリー氏は次のようにコメントしています。「アリゾナ州が成長し、より多くの技術および製造業への投資を引き寄せる中で、このような革新的な太陽光および蓄電池プロジェクトは、州内のビジネスや家庭にクリーンで手頃な価格、信頼性の高い電力を提供するための重要な要素です。これらの新しい契約は、アリゾナ州の再生可能エネルギーへの移行と、クリーンエネルギーの革新におけるリーダーシップを進展させるでしょう」

　アメリカ合衆国下院議員ルーベン・ガジェゴ氏は次のようにコメントしています。「私が法案の通過のために奮闘したインフレーション削減法のおかげで、アリゾナ州はエネルギー需要を満たすための重要な投資の恩恵を受けています。今日発表されたプロジェクトは、非常に多くの待遇の良い雇用を創出するものであり、今後数年間で数十万のアリゾナ州の家庭がクリーンで手頃な価格のエネルギーで動かされるのを見るのを楽しみにしています」

　アリゾナ州企業委員会のリア・マルケス・ピーターソン委員は次のようにコメントしています。「アリゾナ州には、州の人口とビジネス機会が成長を続ける中で、増大する電力需要を支えるための天然資源があります。リカレント社のデザート・ブルーム・ストレージやパパゴ・ストレージのような独立型蓄電池プロジェクトを通じて、私たちは経済的かつ持続可能な繁栄のための基盤を築いている、先見の明を持った州であることを証明しています」

　アメリカクリーンパワー協会のCEOであるジェイソン・グルメット氏は次のようにコメントしています。「リカレント社とAPSは、アリゾナ州がクリーンエネルギー導入において成長し続けているリーダーシップの輝かしい例です。これらのプロジェクトは、私たちの国のエネルギー安全保障を強化し、手頃でクリーンかつ信頼性の高い米国製の電力で、増大するエネルギー需要に対応するのに貢献します」

リカレント社について

リカレント社（Recurrent Energy）は、世界最大級かつ最も地理的に多様な大規模太陽光プロジェクトおよび蓄電池プロジェクトの開発・所有・運用プラットフォームの1つです。エネルギー専門家チームを擁し、業界をリードするリカレント社は当社の完全子会社であり、当社のグローバルな開発・電力サービス事業部門として機能しています。リカレント社に関する詳細は、http://www.recurrentenergy.com をご参照ください。