2024.07.30
リカレント社、欧州投資銀行からの5,000万ユーロの資金提供でイタリアのクリーンエネルギーポートフォリオを強化
Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、その子会社でグローバルにプロジェクト開発を行い、太陽光発電・蓄電池プロジェクト資産を保有するリカレント社(以下「リカレント社」)が、欧州投資銀行(”EIB”)からの5,000万ユーロの融資について、無事資金を受領できましたことを発表しました。この資金は、イタリアにおけるソーラーエネルギーポートフォリオの開発および建設に使われます。
この融資は、5,000万ユーロの5年期限付きローンであり、再生可能エネルギー、気候アクション、および社会経済的な結束に関するEIBの貸付優先事項に一致しています。この取引により、イタリアにおけるクリーンエネルギー移行でのリカレント社のリーダーシップが強化され、同国の再生可能エネルギー容量が拡大されるとともに、ヨーロッパの排出削減とエネルギー自立の目標を支援します。
リカレント社CEOであるイスマエル・ゲレロ氏は、次のようにコメントしています。「EIBのような機関との資金援助の関係を拡大できることを非常に嬉しく思います。この取引は、世界最大の独立発電事業者(IPP)の一つになるという目標に向けた重要なステップです。これは、ヨーロッパおよびその先に渡る持続可能な経済を育成するという私たちのコミットメントと一致しています。相互の目標を支援するために、EIBとの長期的な関係を築くことを楽しみにしています」
リカレント社は、2017年以降イタリアでのプレゼンスを拡大してきました。最近では、イタリアのシチリア島マルサラに位置する51 MWのソーラーPVプロジェクト「アンギッラーラ」を開所し、同国をヨーロッパ全域におけるプロジェクトの基準点としています。現在、リカレント社はEMEA地域で、10.3 GWpのソーラーPVおよび32.8 GWhの蓄電施設を含むパイプラインを保有しています。
リカレント社について
リカレント社(Recurrent Energy)は、世界最大級かつ最も地理的に多様な大規模太陽光プロジェクトおよび蓄電池プロジェクトの開発・所有・運用プラットフォームの1つです。エネルギー専門家チームを擁し、業界をリードするリカレント社は当社の完全子会社であり、当社のグローバルな開発・電力サービス事業部門として機能しています。リカレント社に関する詳細は、http://www.recurrentenergy.com をご参照ください。