2024.07.24
リカレント社、スペインの115 MWpのレイ I プロジェクトでGKNオートモーティブとのPPAを締結
Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、その子会社でグローバルにプロジェクト開発を行い太陽光発電・蓄電池プロジェクト資産を保有するリカレント社(Recurrent Energy)が、本日、自動車駆動系部品の開発・生産の世界的リーダーであるGKNオートモーティブと10年間の電力購入契約(PPA)を締結したことを発表しました。この契約により、年間約200 GWhの再生可能電力が発電される予定であり、これはGKNオートモーティブにとってヨーロッパでの初の再生可能エネルギーPPAとなります。
GKNオートモーティブは、スペインのアンダルシア州セビリアに位置するリカレント社の115 MWpの太陽光発電プロジェクト「レイ I」(Rey I)から再生可能エネルギーを調達します。現在建設中のレイ Iは、2026年の前半に完全稼働する予定です。プロジェクト完成後は、リカレント社が所有し運営します。
レイ I プロジェクトは、スペインの再生可能エネルギーの中核を担い、年間約240 GWhのクリーンエネルギーを生産します。これは、同地域の7万3,000世帯以上の電力に相当し、約19万7,000トンのCO2排出を削減する効果があります。
GKNオートモーティブの最高人事責任者であり、コミュニケーション/ サステナビリティオフィサーであるクレア・ワイアット博士は次のようにコメントしています。「リカレント・エナジーとのこのPPAの締結は、2045年までのネット・ゼロ目標を達成し、自動車産業の脱炭素化に貢献するという私たちのコミットメントを強調しています。これは、再生可能電力の供給を増やすプロジェクトを支援することで、よりクリーンで持続可能な世界を推進し続ける意図を反映しています」
リカレント社CEOであるイスマエル・ゲレロ氏は、次のようにコメントしています。「リカレント社は、GKNオートモーティブが2045年までにネット・ゼロ炭素排出を達成するというコミットメントを支援できることを嬉しく思います。この10年間で、私たちはグローバルな顧客向けに大規模プロジェクトを実行する豊富な経験を積み上げてきました。GKNオートモーティブがヨーロッパでの初のPPAを私たちに託してくださったことに感謝しています。この契約は、企業の運営と気候変動への取り組みに貢献する再生可能エネルギープロジェクトへの投資に対する私たちの共通のコミットメントを示しています」
リカレント社について リカレント社(Recurrent Energy)は、世界最大級かつ最も地理的に多様な大規模太陽光プロジェクトおよび蓄電池プロジェクトの開発・所有・運用プラットフォームの1つです。エネルギー専門家チームを擁し、業界をリードするリカレント社は当社の完全子会社であり、当社のグローバルな開発・電力サービス事業部門として機能しています。リカレント社に関する詳細はhttp://www.recurrentenergy.com をご参照ください。
GKNオートモーティブ社について
GKNオートモーティブ社は、自動車駆動システムを先駆け、未来の交通を推進する自動車駆動系部品の開発・生産の世界的リーダーです。250年にわたるイノベーションの歴史を持ち、世界の自動車メーカーの90%に信頼されるパートナーとして、市場をリードするドライブラインシステムおよび先進的なe-Powerトレイン技術の開発、製造、供給を専門としています。GKNオートモーティブ社は、最先端のイノベーションと専門知識を通じて、よりクリーンで持続可能な世界を形成することにコミットしています。GKNオートモーティブ社は、自動車分野に特化したエンジニアリンググループであるダウレイズ社のグループ会社です。
ダウレイズ社について
ダウレイズ社は、オートモーティブテクノロジーの分野でイノベーションと卓越性の象徴として知られる企業です。ダウレイズは数十年にわたる素晴らしい歴史を持ち、自動車工学の限界を常に押し広げ、電動駆動システムおよびePowertrain技術における画期的な進歩を先導してきました。世界中の主要な自動車メーカーから信頼されるパートナーとして、ダウレイズ社の専門知識、品質へのこだわり、そして先進的なアプローチは、未来の交通を形作る原動力としての地位を確立しています。