2024.06.20
リカレント社・SPIC社、ブラジルで446MWPの太陽光発電・蓄電池プロジェクトが稼働開始
Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、その子会社でグローバルにプロジェクト開発を行い太陽光発電・蓄電池プロジェクト資産を保有するリカレント社(Recurrent Energy)が、2024年6月10日(月)に、ブラジリアにある446MWp/360MWac規模のマランガツ太陽光発電・蓄電池プロジェクトの稼働開始を発表しました。SPIC社がプロジェクトの70%を所有し、残りの30%をリカレント社が所有しています。
リカレント社が開発したマランガツ太陽光発電・蓄電池プロジェクトは、14か月の建設期間を経て2024年4月に完全に稼働開始しました。発電されたエネルギーの75%は長期電力購入契約(PPA)によってブラジルの電力部門に売電されます。この太陽光発電・蓄電池プロジェクトは、年間約55万世帯分の電力を供給するのに十分な電力を発電します。さらに、このプロジェクトにより約1,500人の直接雇用と500人の間接雇用が創出されました。
SPICブラジルのCEOであるエイドリアン・ウォルトリック氏は次のようにコメントしています。「ブラジルの電力部門に貢献し、再生可能エネルギーにおけるリーダーシップを強化することで、エネルギー移行プロセスを加速させることがますます緊急の課題となっています。新たな太陽光発電事業に取り組むことで、イノベーション、持続可能性、信頼性、そして最も重要な競争力を持って成長し続けることを目指しています。ブラジルには豊富で競争力のあるエネルギーが必要であり、そのための条件を整えることが私たちの役割です」
リカレント社CEOであるイスマエル・ゲレロ氏は、次のようにコメントしています。「今日は、SPICブラジル、リカレント社、そしてブラジルのエネルギー部門にとって重要な節目となります。この稼働開始は、ブラジルにおける再生可能エネルギー発電の拡大への取り組みを強調し、国にクリーンで持続可能なエネルギー解決策を提供することへの私たちのコミットメントを示しています。このプロジェクトが環境、経済、地域コミュニティにポジティブな影響を与えることを誇りに思います。さらに、ブラジルにおける再生可能エネルギーの発展に寄与し、すべての人々により持続可能な未来を創造する使命を推進していくことを楽しみにしています」
リカレント社は、ラテンアメリカでの大規模な成長と拡大を進めており、2024年3月31日時点で4GW以上のプロジェクト開発パイプラインを有しています。運用中のプロジェクトはブラジル、メキシコ、アルゼンチン、コロンビアに位置しており、チリ、ペルー、ドミニカ共和国、プエルトリコで新しいプロジェクトが進行中です。
リカレント社について リカレント社(Recurrent Energy)は、世界最大級かつ最も地理的に多様な大規模太陽光プロジェクトおよび蓄電池プロジェクトの開発・所有・運用プラットフォームの1つです。エネルギー専門家チームを擁し、業界をリードするリカレント社は当社の完全子会社であり、当社のグローバルな開発・電力サービス事業部門として機能しています。リカレント社に関する詳細はhttp://www.recurrentenergy.com をご参照ください。