2024.06.10news

リカレント社、13億ユーロ相当の画期的な複数通貨枠のグリーン融資を確保し、ヨーロッパの太陽光発電・蓄電池プロジェクト建設加速の為に活用

リボルビング式の融資枠によって、スペイン、イタリア、イギリス、オランダ、フランス、ドイツと広い地域で太陽光・蓄電池プロジェクトの建設に柔軟に資金を活用することが可能になります。

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、その子会社でグローバルにプロジェクト開発を行い、太陽光発電・蓄電池プロジェクト資産を保有するリカレントエナジー社(以下「リカレント社」)が2024年5月23日(木)に、ヨーロッパ各国で太陽光・蓄電池プロジェクト施設を建設する為に10の銀行から13億ユーロ相当の画期的な複数通貨のリボルビング式融資枠を確保したことを発表しました。リカレント社とこの融資に参加する金融機関はスペインのスヴィルで合意書を締結しました。

 この融資によってリカレント社はスペイン、イタリア、イギリス、オランダ、フランス、ドイツで太陽光・蓄電池プロジェクトの開発と建設を継続する権限を持つことが可能になります。最初のうちはこの融資は大部分が目下のところスペイン、残りはイギリスに割り当てられている1GW近くの太陽光発電容量を持つ施設の建設をサポートします。

 このグリーン融資は期限延長オプションを持ち、3年間利用できます。当初は6.74億ユーロの規模でしたが、今後の規模拡大の可能性を考慮するとおよそ13億ユーロになります。この合意書は100%商用・委託されたプロジェクトへの融資も含んだもので、ユーロとイギリスポンド両方の通貨でクレジットを受け取ることが可能になります。

 今回の融資はリカレント社にとって重要なマイルストーンとなります。といういのもヨーロッパ市場におけるリカレント社の持続可能な発展と成長に対するコミットメントを強調するものになるからです。ファイナンシャルパートナーのサポートによって、リカレント社はエネルギートランジションをリードし続け、世界中で26GWpの太陽光と56GWhの蓄電池施設のパイプラインの開発プロジェクトを遂行していきます。

バンコ・サンタンデルCIBは数社の大手金融機関と協力して、この合意書のグローバルコーディネーターと総主幹事を請け負っています。INGが総発行金融機関・総サステナビリティコーディネーターを担当し、グリーンファイナンスの為に環境的・社会的ガバナンス(ESG)の基準がきちんと順守されるよう管理監督をしています。この2社に加えて、ABN AMRO、BBVA、バンコ・サバデル、ラボバンク、HSBC、インテッサ・サンパオロ、ナットウェスト、NORD/LBなどがこの融資に参加しています。

 クリフォード・チャンス法律事務所がリカレント社の法務顧問を担当し、ワトソン・ファーリー&ウィリアムス法律事務所が貸主の代理人となります。ボンドホルダーズSLは融資・セキュリティエージェントを担当します。

 リカレント社CEOであるイスマエル・ゲレロ氏は、次のようにコメントしています。「この同意書はリカレント社の成長戦略と世界有数の再生可能エネルギーのプロデューサー・ディベロッパーへの変貌を確固とするものになります。私たちは全てのリカレント社のファイナンシャルパートナーにリカレント社へのサポートと信頼を預けて下さったことに感謝しています。共に私たちは今日、そしてこれからも世界にクリーンで安定かつ手ごろな価格の電力を届けていくのです」

リカレント社について                                                         リカレント社(Recurrent Energy)は、世界最大級かつ最も地理的に多様な大規模太陽光プロジェクトおよび蓄電池プロジェクトの開発・所有・運用プラットフォームの1つです。エネルギー専門家チームを擁し、業界をリードするリカレント社は当社の完全子会社であり、当社のグローバルな開発・電力サービス事業部門として機能しています。リカレント社に関する詳細はhttp://www.recurrentenergy.com をご参照ください。

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