2024.05.16news

カナディアン・ソーラー、日本初の長期脱炭素電源オークションで蓄電池システムプロジェクト193MWを落札

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2024年5月8日、日本初の長期脱炭素電源オークション(LTDA)で3件の蓄電池電力システム(BESS)プロジェクト、計193MWを落札したことを発表しました。このオークションの落札者の発表は2024年4月26日に行われ、カナディアン・ソーラーは蓄電池プロジェクトの総容量の13.3%相当を落札したことになります。

 カナディアン・ソーラーは今後、容量確保契約書(CRA)を電力広域的運営推進機関(OCCTO)と締結することになります。この3件の蓄電池プロジェクトは20年以上にわたり容量を供給し、それに対して容量確保契約金が固定の電力システムの費用を相殺する為に支払われます。

 3つのプロジェクトは青森県、福島県、山口県にそれぞれあり、2027年から2028年の間に商業運転を開始する予定です。また、蓄電池はカナディアン・ソーラーの子会社であるe-STORAGEから最近発売されたSolBank 3.0システムを採用する予定です。

 カナディアン・ソーラーのショーン・クーCEOは次のようにコメントしています。「日本で初めてLTDAで落札が出来たということは、日本の蓄電池市場でのカナディアン・ソーラーの確固たる地位を裏付けるものです。2009年に太陽光事業をスタートして以来、カナディアン・ソーラーは業界の先頭を切ってきました。そして今日蓄電池業界でも同じくその存在感を示したことになります。SolBank 3.0システムを導入したことには非常に大きな意味があります。というのも、この競争の激しい業界で、他社よりも優位にあることを示せるからです。2024年1月の時点で、日本におけるカナディアン・ソーラーのプロジェクト開発のパイプラインはそれぞれ蓄電池で1.376GWh、太陽光で213MWpとなっています。LTDAのサポートと高まりつつある法人バイヤーからの需要を考慮すると、カナディアン・ソーラーは日本で今後もますますビジネスを成長させていけると期待しています。私たちは今後もBESSと太陽光プロジェクトを発展させ、日本の2050年までにカーボンニュートラルを達成させるという目標をサポートしていくつもりです」

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