2024.03.18news

リカレント社メキシコで119MWの太陽光プロジェクトの資金調達

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2024年2月27日、その子会社であるリカレントエナジー社(以下「リカレント社」)はメキシコのアグアスカリエンテス地域で119MWのホルス・ソーラー・プロジェクトに対するノンリコース・プロジェクト・ファイナンスを完了したと発表しました。リカレント社はホルス・ソーラー・プロジェクトの49%を所有し、韓国電力公社(KEPCO)が15%、スプロットが36%を所有しております。ノンリコース・ファイナンスは、韓国の公的輸出信用機関であるKorea Eximbank(KEXIM)と、韓国最大の銀行のひとつであるKEB Hana Bankによって提供されました。

 与信枠はトータルで5,100万ドルになり、その内訳はKEXIMから4,300万ドル、KEBハナ銀行から800万ドルとなっています。

 メキシコでの3回目の再生エネ電力オークションで、ホールスプロジェクトは電力販売契約(PPA)を締結し、それによってホールスプロジェクトで発電する電力の75%を15年間販売し、20年間クリーン電力証書を与えられることになります。残りの25%の電力はスポット市場で売却されることになります。ホールスプロジェクトは2023年3月に営業運転(COD)を開始しており、以降電力を供給しています。

 この119MWの太陽光プロジェクトはカナディアン・ソーラーの効率の高い両面モジュールBiHikuを使用しています。

 リカレント社CEOであるイスマエル・ゲレロ氏は、次のようにコメントしています。「ホールスプロジェクトは我社が世界中で展開し、資金調達を行って非常に価値あるプロジェクトを行っているのだという非常に良い例です。メキシコにより多くの排出物ゼロ電力をもたらすこの太陽光プロジェクトを実現させてくれたことに対して、KEXIMとKEBハナ銀行のパートナーシップ、またKEPCO、Sprottのプロジェクトスポンサーに感謝しています。リカレント社は今後もメキシコ市場が誇りとして持っている太陽光発電の最も優れたグローバルの基本原則にコミットしていくつもりです」

リカレント社について                                           リカレント社(Recurrent Energy)は、世界最大級かつ最も地理的に多様な大規模太陽光プロジェクトおよび蓄電池プロジェクトの開発・所有・運用プラットフォームの1つです。エネルギー専門家チームを擁し、業界をリードするリカレント社は当社の完全子会社であり、当社のグローバルな開発・電力サービス事業部門として機能しています。リカレント社に関する詳細はhttp://www.recurrentenergy.com をご参照ください。

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