2024.02.14
リカレント社1億6,000万ドルの資金を調達、顧客マイクロソフト社の米国ルイジアナ州での127MW太陽光プロジェクトを確保
Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2024年2月6日、その子会社でグローバルにプロジェクト開発を行い太陽光発電・蓄電池プロジェクト資産を保有するリカレント社(Recurrent Energy)は米国ルイジアナ州北西部にあるモアハウス・パリッシュで127MWdcのバイユーガリオン太陽光プロジェクトに1億6,000万ドルの資金を確保した、と発表しました。このプロジェクトは現在建設中で2024年秋に稼働開始予定となっております。
マイクロソフト社は2030年までにマイナスカーボン化するという自社の目標を達成するために、バイユーガリオン太陽光発電所で発電された100%の電力と再生エネルギークレジットを購入する予定です。2023年9月末の時点で、ルイジアナ州は風力、太陽光発電、そして蓄電容量で145MWまで到達しています。
三菱UFJファイナンスグループ(MUFG)はこの融資に関してコーディネートリードアレンジャーを担当しています。
MUFGプロジェクトファイナンスアメリカ社長のフレッド・ゼラヤ氏は次のようにコメントしています。「MUFGはこの重要なプロジェクトでリカレント社のサポートをすることができ、またマイクロソフト社の気候目標を叶えるために助力できることを嬉しく思っています」
リカレント社は2018年にバイユーガリオン太陽光の開発を始め、2023年12月建設を開始しました。リカレント社はプリモリスリニューアブルエナジー社をエンジニア関連の購買と建設パートナーとして選出しました。建設完了後はリカレント社が自社の運営ポートフォリオにおいて増えつつあるエネルギープロジェクトに対するコミットメントの一環としてプロジェクトを所有し、運営していく予定です。
リカレント社CEOであるイスマエル・ゲレロ氏は、次のようにコメントしています。「私たちはルイジアナ州のバイユーガリオンに対するプロジェクトの融資とPPA(電力販売契約)が素晴らしい結果で締結できたことを非常に嬉しく思っております。このプロジェクトは一つの重要なマイルストーンとなっています。というのも私たちは新しい市場でパイプラインを前進させ続け、プロジェクトのオーナーシップを増やし続けていけるからです。バイユーガリオン太陽光発電所はMUFGのコーディネートアレンジを通じて大切なパートナーとの関係を広げ、世界でも有数の再生エネルギーバイヤーであるマイクロソフト社と新たな関係を結びます」
MUFGとMUFGアメリカについて
三菱UFJファイナンシャルグループ社(MUFG)は世界でも有数のファイナンシャルグループです。東京に本社を構え、360年以上にもわたる歴史があります。MUFGは40か国以上の国々でおよそ2,000か所に拠点を置くグローバルネットワークを有しております。また、従業員は120,000人近くおり、コマーシャルバンキング、信託銀行、証券、クレジットカード、消費者金融、アセットマネジメント、リース業といったサービスを提供しています。グループの運営会社間で緊密に協力することによって世界で最も信頼されるファイナンシャルグループになり、顧客の全ての金融ニーズに柔軟に対応していくことを目指しています。そしてそれが社会への貢献となり、よりよい世界への共有の持続可能な成長をはぐくむことになります。MUFGは東京、名古屋、ニューヨークの証券取引所で取引に参加しています。
米国、ラテンアメリカ、カナダにおける事業所を含むMUFGのアメリカでの事業は、主に株式会社三菱UFJ銀行とその子会社の下で編成され、グローバルコーポレートバンキング、投資銀行、国内コーポレートバンキング、グローバル市場に注力を注いでいます。拠点、事業内容、求人などに関しては、www.mufgamericas.com. をご覧ください。
リカレント社について リカレント社(Recurrent Energy)は、世界最大級かつ最も地理的に多様な大規模太陽光プロジェクトおよび蓄電池プロジェクトの開発・所有・運用プラットフォームの1つです。エネルギー専門家チームを擁し、業界をリードするリカレント社は当社の完全子会社であり、当社のグローバルな開発・電力サービス事業部門として機能しています。リカレント社に関する詳細は、http://www.recurrentenergy.com をご参照ください。