2023.11.07
米・インディアナ州ジェファーソンビルでの太陽電池セル工場の設立を発表
Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2023年10月30日、米・インディアナ州ジェファーソンビルのリバーリッジ・コマースセンターに生産能力5GW/年の太陽電池セル工場を設立することを発表しました。
当社は、生産能力5GW/年(一日あたりの生産量は高出力モジュール約2万枚相当)の最先端の太陽電池セル工場を建設中です。ジェファーソンビル工場への投資予定額は8億ドル以上で、全面的な生産開始後には約1,200人の先端技術者の雇用を創出する予定です。この工場で生産される太陽電池セルは、以前に発表したテキサス州メスキートに設立する生産能力5GW/年のモジュール組立工場で使用します。ジェファーソンビル工場は2025年末までに生産開始予定です。
インディアナ州のエリック・ホルコム知事は、次のようにコメントしています。「強力な先端製造部門を擁するインディアナ州は、蓄電池、太陽光発電および水素の新しいソリューションを開発・供給することで、世界のエネルギー転換の推進を先導・支援する役割を担っています。カナディアン・ソーラーがジェファーソンビルに新たな米国拠点を構えることで、インディアナ州の熟練技術者が太陽光発電の発展の中心となり、全米の消費者にエネルギー効率の高いモジュールをより容易に提供できるようになります」
米国上院議員のマイク・ブラウン氏は、次のようにコメントしています。「インディアナ州は、製造業とイノベーションの分野において、米国中西部のみならず全米においても誇り高きリーダーです。ジェファーソンビルに開設されるこの新しい太陽電池セル工場が、インディアナ州の人々のために多くの新規雇用を創出し、地域経済を活性化することを嬉しく思います」
カナディアン・ソーラーのシニア・バイス・プレジデントであるトーマス・コーナーは、この新工場の重要性を強調し、次のようにコメントしています。「この工場の設立は、業界最先端の技術で米国のお客様により良いサービスを提供することを可能にする重要なマイルストーンです。このたびの工場設立計画は、最近制定されたインフレ抑制法(IRA)の現地産品要件によって生まれる長期的な需要を満たすために、当社が地域に根ざした持続可能なクリーンエネルギーのサプライチェーンについて戦略的に考え、米国で行う予定の長期投資の第2弾です。インディアナ州、クラーク郡、及びジェファーソンビル市からの多大なご支援に感謝し、当社の成長とともに皆様と協力して取り組むことを楽しみにしています」
ジェファーソンビル市長のマイク・ムーア氏は次のようにコメントしています。「ジェファーソンビル市は、カナディアン・ソーラーが、米国における最新の重要な製造工場の本拠地としてリバーリッジ・コマースセンターを選択してくださったことを嬉しく思います。カナディアン・ソーラーは私たちのコミュニティに多額の財政投資を行っているだけでなく、ルイビル都市圏の単一拠点における最大規模の雇用主にもなる見込みです。稼働が本格化すれば、この工場で150名を超える技術者が雇用される予定です。このように世界的な業界大手企業が私たちの地域社会に参加し、大きな可能性を秘めた製品を生み出すことを、心より楽しみにしております」
リバーリッジ開発局のエグゼクティブ・ディレクターであるジェリー・エイシー氏は、次のようにコメントしています。「これはリバーリッジとインディアナ州南部にとって歴史的な投資といえます。未来の技術が、まさにここリバーリッジで構築されています。カナディアン・ソーラーのショーン・クー博士と彼のチームによる私たちの地域への取り組みに感謝します。次世代の太陽光発電の先駆けとなるこのパートナーシップが成功することを楽しみにしています」