2021.12.20news

カナディアン・ソーラー子会社CSIソーラーの上場申請が上海証券取引所により承認

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)は、2021年12月13日、株式の過半数を所有する子会社のCSIソーラー株式会社(「CSIソーラー」)が申請していた新規株式公開(IPO)および株式上場が、上海証券取引所の「科創板(スター・マーケット)」の株式上場委員会により承認されたことを発表しました。

 スター・マーケットの株式上場委員会は、2021年12月13日、CSIソーラーが申請していたスター・マーケットでの株式上場に関して、IPO及び株式上場に必要な情報開示の要件を満たしているとの判断を下しました。次のステップとして、CSI Solarは中国証券監督管理委員会への登録手続きを行う必要があり、これにより、スター・マーケットでの株式上場が完了します。

 カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「今回の承認は当社にとって重要なマイルストーンであり、子会社であるCSIソーラーのスター・マーケット上場計画の実現に向けて一歩前進しました。上場により、成長資本を調達し、業界をリードする当社のモジュール・ブランドと製造事業を強化するための新たなプラットフォームが実現するでしょう。CSIソーラーがスター・マーケットに上場した後も、当社カナディアン・ソーラーは引き続きCSIソーラー株式の過半数を保有する支配株主であり、世界20カ国以上で太陽光発電と蓄電池を統合したプロジェクトを開発するグローバル・エネルギー事業部門を単独で保有します。当社は今後もNASDAQでの上場を維持するために最大限の努力を払うとともに、長期保有株主の皆様が、CSIソーラーの計画するスター・マーケット上場による成長がもたらす利益を共有できることを期待しています。オープンな金融市場を提供し、当社のような外資系企業を発行者として迎えるべく継続的にご尽力下さっている上海証券取引所に感謝します」

 当社は、当社と子会社であるCSIソーラーとの間の競争の可能性を排除するために、中国国内のエネルギー事業を、CSIソーラーからグローバル・エネルギー事業部門へ売却・譲渡しました。そのため、中国国内のエネルギー事業は、スター・マーケット上場計画には含まれておりません。売却・譲渡の対象は、中国で開発・保有する全ての太陽光発電プロジェクトです。2021年第3四半期末時点で中国国内のエネルギー事業が保有する太陽光発電プロジェクト・パイプラインの総容量は2.3GWpで、このうち300MWpはバックログ(後期段階)のプロジェクトです。稼働中の太陽光発電所は127MWpです。売却・譲渡は2021年末までに効力を発する予定で、今後の当社の事業部門別の報告には今回の変更点を反映する予定です。

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