リカレント社の最新の太陽光発電および蓄電プロジェクトが、アリゾナ・パブリック・サービスの記録的な電力需要を支援

　Canadian Solar Inc. （本社：カナダ・オンタリオ州キッチェナー、CEO：ショーン・クー、NASDAQ：CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」）の子会社であり、世界的な太陽光発電および蓄電資産の開発・所有・運用会社であるリカレント社は、Desert Bloom蓄電所およびPapago Solar太陽光発電所に対して、建設資金調達および税額控除として8億2,500万ドルを調達したことを発表しました。建設資金はNord/LB、三菱UFJフィナンシャル・グループ（MUFG）、CoBankおよびSiemens Financial Servicesが提供し、税額控除はWells Fargoが提供しています。

　Desert Bloom蓄電所とPapago Solar太陽光発電所は、いずれもマリコパ郡にあり、リカレント社が以前発表したアリゾナ・パブリック・サービス（APS）との複数プロジェクト提携の一部です。Desert Bloom蓄電所は600MWhの独立型エネルギー蓄電施設であり、Papago Solarは150MWacの太陽光発電所です。両施設は現在建設中で、2026年前半の運転開始が予定されています。

　Nord/LB プロジェクトファイナンス・オリジネーション責任者 Sondra Martinez 氏は次のようにコメントしています。「リカレント・エナジーの画期的なDesert Bloom蓄電所およびPapago Solar太陽光発電所の資金調達をサポートできて、大変光栄です。この取引は、地域社会にクリーンで信頼性の高い電力を届ける最先端プロジェクトへのNord/LBのコミットメントを示しています。リカレント社との長年のパートナーシップをさらに築き、急速に進化する市場で資金調達ソリューションを提供し続けたいと考えています」

　MUFG プロジェクトファイナンス マネージングディレクター Fred Zelaya 氏は次のようにコメントしています。「MUFGはリカレント・エナジーの最新の画期的な取引を支援できることを嬉しく思います。Desert Bloom蓄電所とPapago Solar太陽光発電所は、地域に信頼性の高いカーボンフリーエネルギーを提供し、グリッドの強靭性を高めます。リカレント・エナジーの再生可能エネルギー分野における野心的な成長を引き続き支援していきます」

　リカレント・エナジー CEO Ismael Guerreroは、次のようにコメントしています。「APSは3年連続で夏季に新たなピーク電力需要記録を樹立しました。当社は、APSが信頼性の高いディスパッチャブルなエネルギーリソースを活用し、拡大する顧客ニーズに対応できるよう継続的に支援できることを誇りに思います。これらのプロジェクトを安全かつ効率的にオンライン化するにあたり、APSチームの信頼に感謝します。Nord/LB、MUFG、CoBank並びにSiemens Financial Servicesという長期的なパートナーとともに、アリゾナ州のグリッドを強化し、同州の経済成長を支える重要なインフラを構築しています」

　Primoris Services Corporationの再生可能エネルギー部門がDesert Bloom蓄電所のEPC（設計・調達・建設）を担当し、Blattner EnergyがPapago Solar太陽光発電所の建設を担っています。両プロジェクトは数百人の建設作業員を雇用し、稼働後は地域に大きな税収をもたらします。

　リカレント社はマリコパ郡コミュニティの一員として、Arlington Elementary Schoolを含む地域団体の支援を誇りに思っています。Desert Bloom蓄電所およびPapago Solar太陽光発電所は、同郡で2件目と3件目の開発案件であり、信頼性の高いエネルギーインフラおよび地域パートナーシップへの長期的なコミットメントを強調しています。2025年7月には、APSとともに1,200MWhのPapago Storage施設の稼働開始を発表しました。同施設は夏のピーク電力需要に先駆けて稼働し、APSとの20年間のトーリング契約のもとで運用されています。

リカレント社について

リカレント社は、カナディアン・ソーラー社の子会社であり、世界最大級かつ地理的に多様なユーティリティ規模の太陽光発電および蓄電プロジェクトの開発・所有・運営プラットフォームの一つです。業界をリードするエネルギー専門チームを社内に擁し、カナディアン・ソーラーのグローバル開発および電力サービス事業を担っています。これまでに約12GWpの太陽光発電プロジェクトと6GWhの蓄電プロジェクトを、6大陸にわたり開発・建設・系統連系を成功させています。2025年3月31日現在、グローバルのパイプラインは中国を除き約25GWpの太陽光発電および69GWh超の蓄電容量を有しています。詳細は、www.recurrentenergy.comをご覧ください。