2018.05.29news

2件目となるデュアル・テナー・グリーンプロジェクト・ボンド賞を受賞

 CanadianSolar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、「J-Money」による2017年ジャパン・ディール・アワードにおいて、ベスト・ストラクチャード・プロダクト賞を受賞したことをお知らせします。今回の受賞は、革新的なデュアル・テナーグリーンプロジェクト・ボンドによって、前回受賞した環境ファイナンスからのプロジェクトボンド年間賞の栄誉に続くもので、ファイナンス賞としては海外も含めると3件目となります。

 

 「J-Money」誌は、国際的金融出版社であるEuromoney PLCによって設立され、30年以上にわたって日本および国際資本市場をカバーしてきました。この賞は、金融業界の査定に基づき日本で最も優れた金融慣行を認識するものです。受賞者には、当社をはじめ、KKR、DBJ、クレディ・アグリコル社が含まれます。デュアルテナーグリーンプロジェクトボンドは、CS群馬新巻発電所(総出力19MW)の建設資金としてカナディアン・ソーラーが54億円調達した画期的な資金調達構造です。

 

 カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。
「当社は、2件目となるプロジェクト・ファイナンス賞を受賞できて光栄です。国際的な認知は、日本市場においてさらなる革新をお約束します。この革新的な資金調達構造の形成に、ビジネスパートナー、金融機関や投資家から多大なる支援をいただきました。この成功は、今後も太陽光発電所の資金調達を今回と同様のダイナミックな手法で実行する上での自信につながります」

 

 CS群馬新巻発電所に関する信託受益権および信託ABLに対して、株式会社日本格付研究所(JCR)は、日本の太陽光発電分野においては最高の債権格付けである「A」と評価しました。また、株式会社日本総合研究所(JRI)から、国際資本市場協会(ICMA)発行の「グリーンボンド原則2016」に基づきグリーンボンドの独立認証を取得しました。ゴールドマン・サックス・ジャパンが、今回のボンド形成のアドバイザーおよびアレンジャー(組成者)を務めました。

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