2019.11.25news

韓国電力公社およびスプロット社と協業

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、韓国最大の電力会社である韓国電力公社(以下、KEPCO)と大手ファンド企業のSprott Korea社(以下、Sprott)に、メキシコ内3件の太陽光発電所(総出力370MWp/294MWac)49%の持分を売却したことをお知らせします。KEPCO社とSprott社は、アグアスカリエンテス州とソノラ州に位置するHorus(119MWp)、Tastiota(125MWp)とEl Mayo(126MWp)発電所の持分を取得しました。契約に基づき、KEPCO社とSprott社は、当社の残高持分を発電所の商業運転開始後に取得する予定です。

 当社は、開発を手がけた3件の発電所に対し、今後、モジュールの提供および施工管理を行います。Horus発電所は2020年第2四半期に竣工予定で、TastiotaおよびEl Mayo COD発電所は2021年第1四半期に竣工を予定しており、206,000世帯の電力と524,000トンの二酸化炭素排出量に相当する年間900GWhのクリーンな電力を発電する予定です。なお発電された電力は、15年間の電力販売契約(PPA)と、2017年11月にCENACEが開催した第三回政府入札によって発行された20年間のクリーンエネルギー証書における認定の下、売電されます。

 これは、KEPCO社とSprott社がメキシコの太陽光市場において初めて投資した取引で、当社とは2018年に米国で実施したAstoria、Astoria 2、Barren Ridge発電所の売却に続き、2回目の取引になります。

 KEPCO社長兼CEOのJongKap Kim氏は、次の様にコメントしています。
「この高品質な太陽光発電所のポートフォリオは、当社の国際的な再生可能エネルギー保有への戦略的な追加で、当社の実績をさらに多様化させることができます。当社は、業界を牽引するカナディアン・ソーラーと再び協業できることを嬉しく思いますし、今後の太陽光市場においてもさらに一緒に協業できることを期待しています」

 カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。
「KEPCO社とSprott社による当社太陽光発電所に対する投資は、メキシコでの太陽光市場における当社の成功を示しています。これはメキシコ市場で当社が開発した発電所としては2件目の売却となり、これは成長する電力市場での地位を強化します。韓国最大の電力会社であるKEPCO社と、大手ファンド企業であるSprott社と再び提携できたことを嬉しく思います。これからも引き続き成功する協業を期待しています」

 Sprott Asia社CEOであるJay Lee氏は、次のようにコメントしています。
「本取引は、3企業と投資段階の観点において、戦略および金融投資家が展開できる最高の共同投資構造を表しています。過去2回の取引で構築されたKEPCO社とカナディアン・ソーラーの強固な提携に基づいて、当社は米国と欧米、そして中南米においてさらなる投資機会を開発する予定です。」

 

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