2023.10.24news

日本で185億円のグリーン・サムライ私募債を発行

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2023年10月17日、185億円のグリーン・サムライ私募債(以下「私募債」)を発行したことを発表しました。ゴールドマン・サックス証券株式会社(以下「ゴールドマン・サックス証券」)がリード・アレンジャー及び国内債券投資家向けの単独ブックランナーを務めました。

 この私募債の満期は3年で、半年毎の固定金利(年率1.82%)と変動金利(年率約1.49%)とを組み合わせています。

 株式会社日本格付研究所(以下「JCR」)は、この仕組債に投資適格格付け「A-」を付与しました。また重要なことには、JCRは日本のグリーンボンドガイドラインに基づき、発行者に最高ランクの格付け「Green 1」を付与しました。オリックス銀行株式会社が受託先として選任されています。

 カナディアン・ソーラーはこれまで、日本で多くのプロジェクトボンドを発行してきました。2016年以降、地上設置型太陽光発電プロジェクトを対象に総額400億円を超える7件のプロジェクトボンドを発行しています。

 カナディアン・ソーラーの会長兼CEOであるショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「今回の私募債は、当社が新たに日本市場で発行した画期的なグリーンボンドであり、日本の大手金融機関から強力な支援が得られたことを非常に嬉しく思います。これは、当社の成長見通しを確信してくださっていることの表れと受け止めています。当社は、堅固な事業基盤により、競争力のある価格で資金を調達できる環境にあります。今回の債券発行は、グループの資金流動性と柔軟性を高め、当社の完全子会社であるリカレント社(Recurrent Energy)が世界で太陽光発電所と蓄電所を開発していく上で、助力となっています」

 ゴールドマン・サックス証券ファイナンシング・グループの資本市場本部長である伊藤真理氏は、次のようにコメントしています。「カナディアン・ソーラーの継続的な成長に貢献できることを光栄に思います。2016年に同社初のグリーンプロジェクトボンド発行をお手伝いして以来、当社はカナディアン・ソーラーの事業目標達成を支援するため、独自性の高い、革新的なソリューションの提供に努めてまいりました。再生可能エネルギーは、創造性と既成概念にとらわれない発想力が成功に不可欠な、ダイナミックな分野です。当社は、未来の世代のためにより持続可能な地球を創造することを目指すカナディアン・ソーラーのパートナーであり続けることを楽しみにしています」

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