2023.02.24
住宅用蓄電池ソリューション「EP Cube」をスペインのGenera展示会で展示予定
Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2023年2月15日(水)、過半数株式を保有する子会社であるCSIソーラー社が、2022年9月に北米で発売した「EP Cube」を欧州でも発売する計画であることを発表しました。EP Cubeはオールインワン住宅用蓄電池ソリューションで、住宅用太陽光発電システムと組み合わせることで、幅広い用途で使用が可能となり経済性の面でも有益となります。
EP Cubeの公式発表は、欧州では2023年2月21日から23日にかけてスペイン・マドリードにて、日本では3月15日から17日にかけて東京で開催される展示会において行われる予定です。太陽光発電システムで発電した電力をEP Cubeによって蓄電・管理・使用することで、自家消費率は向上し、電気料金が高騰しているこの時代の中にあって、EP Cubeはコストを最適化し、電力系統への依存を軽減する、柔軟でスマートなソリューションです。
EP Cubeの開発・製造は、カナディアン・ソーラーの子会社であるCSIソーラー社傘下で、消費者向けエネルギー技術の独立したブランドであるEternalplanet社が行っています。
EP Cubeは、ハイブリッド・インバータと積み重ね可能な蓄電池モジュールを一体化し、積み重ね設計のモジュール内に通信ケーブルや電線を組み込んでおり、新設・既設、AC・DC結合、いずれの太陽光発電システムにも対応しています。容量は6.6~19.9kWhで拡張・カスタマイズが可能であり、ほとんどの既存の太陽光発電システム、マイクロインバータ、及びEV充電器と互換性がある、汎用性の高いソリューションです。また、IP65に準拠した防塵・防水性能を備えており、屋内外問わず設置できます。
また、EP Cubeは、厚さ24.3cm、蓄電池モジュール1個あたりの重量35kgと小型・軽量で、運搬や設置も容易で、短時間・低コストで設置することができます。洗練されたデザインは、様々な住宅様式にマッチし、美しく溶け込みます。
さらに、EP Cubeのアプリを使用することで、ユーザーは容易に住宅用蓄電池システムを管理し、家庭での発電電力量と消費電力量をリアルタイムで制御することができます。幅広い利用形態に対応するため、自家消費モード、時間帯別(TOU)モード及びバックアップモードの3種類の運転モードを搭載しています。各モードの詳細設定は、モバイルアプリで調整・確認可能です。
カナディアン・ソーラーの会長兼CEOであるショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「EP Cubeの発売により、当社のサービスをさらに拡大し、住宅用蓄電池市場に参入できることを嬉しく思います。スペインをはじめ欧州では、エネルギー転換の一環として、クリーンな太陽エネルギーへの関心がますます高まっています。エネルギーコストを削減し、年間を通じて電力へのアクセスを確保しつつ、よりクリーンなライフスタイルの実践を目指すユーザーの皆様にとって、EP Cubeは最適な蓄電池ソリューションです」