2024.04.26news

リカレント社ブラジルで152MWの太陽光プロジェクトで3億4,300万レアルの資金を調達

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2024年4月15日、その子会社でグローバルにプロジェクト開発を行い、太陽光発電・蓄電池プロジェクト資産を保有するリカレントエナジー社(以下「リカレント社」)がブラジルノルデスト銀行(BNB)からブラジルのジャイバⅢ太陽光プロジェクトに対しノンリコース融資として3億4,300万レアル(約7,000万米ドル)を調達したことを発表しました。

 この152MWpのジャイバⅢプロジェクトは今後22年間にわたり建設と運営の2つのフェーズで融資をうけることになります。全国消費者物価指数(IPCA)に連動するインフレ調整債務により、ブラジル経済を反映したより良い資本と財源を確保することが可能になります。

 リカレント社はブラジル大手のフラットスチール企業であるウシミナス社と提携し、民間競売を通じて15年のインフレ調整済みの電力販売契約(PPA)をジャイバⅢに対して確保しました。現在建設中ですが、ジャイバⅢプロジェクトは900人近くの人員を雇用し2024年第4四半期には稼働開始となる予定です。ジャイバⅢはカナディアン・ソーラーの高効率BiHiKuモジュールが使用されており、年間およそ150,000トンのCO₂削減が可能となります。

 リカレント社CEOであるイスマエル・ゲレロ氏は、次のようにコメントしています。「リカレント社がBNPと今後も長いパートナーシップを続けていくことができて非常に嬉しく思っています。持続可能な公共セクターによるクリーンで手ごろな価格の太陽光エネルギーインフラに対するイニチアチブにブラジルが堅実にコミットしていることは、ラテンアメリカで最も大規模な再生可能エネルギー市場としての立ち位置を堅固なものにしています。BNBがリカレント社の太陽光ポートフォリオに長年参加してくれたおかげで、ブラジルの再生可能エネルギーセクターの長期的なポテンシャルに一層強い自信を持つことができます」

リカレント社はラテンアメリカでおよそ2GWpの太陽光プロジェクトを所有・操業しています。ラテンアメリカにあるこれらのプロジェクトは既に稼働中もしくは2024年には稼働する予定となっております。ボゴタ、メキシコシティ、サンティアゴ、サンパウロにある拠点から、リカレント社はラテンアメリカで5GWpの太陽光プロジェクトと2GWhの蓄電池プロジェクトの活動的なパイプラインの開発を続けています。

リカレント社について                                                         リカレント社(Recurrent Energy)は、世界最大級かつ最も地理的に多様な大規模太陽光プロジェクトおよび蓄電池プロジェクトの開発・所有・運用プラットフォームの1つです。エネルギー専門家チームを擁し、業界をリードするリカレント社は当社の完全子会社であり、当社のグローバルな開発・電力サービス事業部門として機能しています。リカレント社に関する詳細はhttp://www.recurrentenergy.com をご参照ください。

<< ニュースリリース一覧に戻る