2022.06.21
ブラジル・Lavras II太陽光発電プロジェクト向けに1億3,600万ブラジルレアルを調達
Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)は、2022年6月15日、ブラジルで開発中の79MWpのLavras II太陽光発電プロジェクトの建設・運営資金として、ノルデステ銀行(BNB, Banco do Nordeste do Brasil)からノンリコースのプロジェクトファイナンスで1億3,600万ブラジルレアル(約2,800万米ドル)を調達したことを発表しました。BNBは中南米最大の地域開発銀行で、ブラジル北東部の経済を支えています。
Lavras II太陽光発電プロジェクトは2022年第2四半期に商業運転を開始する予定で、当社の高効率BiHiKuモジュールを採用します。当社は2019年9月にブラジルのエネルギー商社ランキング上位10社に入っているCOPELグループ傘下のCOPEL Energia社が実施した民間入札で本プロジェクトを落札し、15年間の物価調整済み電力購入契約(PPA)を締結しました。
ブラジルの代表的な物価指数である拡大消費者物価指数(IPCA)と連動した今回のプロジェクトファイナンスは、ブラジル経済と資本・資源との整合性(アラインメント)の向上につながることが期待されます。
カナディアン・ソーラーの会長兼CEOであるショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「BNBとの長年にわたるパートナーシップを拡大できることを嬉しく思います。今回の資金調達は、2GWp以上のPPA締結済みのバックログ(後期段階)のプロジェクトを保有する市場リーダーである当社の能力とブラジル市場へのコミットメントを改めて実証するものです。クリーンで手頃な価格の太陽光発電電力インフラに対する公共部門の持続可能なコミットメントにより、ブラジルは中南米で最大かつ最も急速に成長している再生可能エネルギー市場としての地位を確立しました。インフラプロジェクト融資のリーダーであるBNBが当社の太陽光発電ポートフォリオに継続的に参画してくださっていることは、ブラジルの再生可能エネルギー部門の長期的なポテンシャルに対する当社の信頼強化につながっています」