2023.03.09news

スペインの太陽光発電プロジェクト685MWの環境影響評価(EIA)で高評価を獲得

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2023年3月6日(月)、スペインのアンダルシア州およびカスティーリャ・イ・レオン州にある6件・合計685MWの太陽光発電プロジェクトの環境影響評価(EIA)について、スペイン環境移行・人口問題省(MITECO)とカスティーリャ・イ・レオン州の環境庁から、高評価を獲得したことを発表しました。

 EIAは、地域社会、生物多様性、土地、土壌、水、大気、気候、景観、文化遺産などの幅広い環境要素について、電力プロジェクトが及ぼす直接的・間接的影響を評価するものです。EIAプロセスによって、プロジェクト開発活動の最初の段階から環境保護・配慮を考慮に入れることが可能になります。また、このプロセスは一般市民の関与を促し、透明性の高い意思決定プロセスを実現します。

 アンダルシア州およびカスティーリャ・イ・レオン州は、スペインで太陽エネルギーが最も有望かつ急速に成長している自治州であり、世界最高水準の日射量を誇っています。

 いずれのプロジェクトも2023年に着工し、2025年までにフル稼働する予定です。当社がスペインで開発中の太陽光発電所のポートフォリオは、6つの自治州で合計2GW以上に達しています。

 合計685MWとなるプロジェクトの環境認定は、当社にとって、2006年から事業を展開しているスペイン市場における新たなマイルストーンです。これらのプロジェクトは、約1,700人の地元雇用を創出し、約365,000世帯に供給するのに十分なクリーンエネルギーを生成(約350,000トンの二酸化炭素排出量削減に相当)する見込みです。

 カナディアン・ソーラーの会長兼CEOであるショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「当社は責任ある再生可能エネルギープロバイダーとして、製造事業とプロジェクト開発事業の双方でESGに取り組んでいます。世界各地で当社が開発するすべてのプロジェクトについて、環境と生態系への影響を評価しています。このほど、スペインの6件のプロジェクトで環境影響評価を取得できたことを非常に嬉しく思います。これらのプロジェクトは、最終消費者の電気料金の引き下げ、スペインのエネルギー・ミックスの脱炭素化、よりクリーンで持続可能な未来に向けたエネルギー転換の促進に貢献します」

<< ニュースリリース一覧に戻る