Canadian Solar Inc.（本社：カナダ・オンタリオ州、CEO：ショーン・クー、NASDAQ：CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」）は、アメリカで最も先進的なソーラーリサイクル企業であるSOLARCYCLE社とパートナーシップ契約を締結したことを発表しました。この契約により、カナディアン・ソーラーは、米国の顧客に包括的なリサイクルサービスを提供する、初の結晶シリコン系太陽光モジュールメーカーの一社となります。

　契約条件に基づき、SOLARCYCLE社はカナディアン・ソーラーの優先リサイクルパートナーとしての役を担い、一方でカナディアン・ソーラーはSOLARCYCLE社のOEM（オリジナル設備製造）パートナーとして、先行的なリサイクルサービスを提供します。カナディアン・ソーラーの顧客は、購入時にリサイクルサービスを確保でき、プロジェクトのライフサイクルの最初から持続可能性を組み込むことが可能になります。

　このパートナーシップは、米国全土でのソーラーリサイクルの普及を促進する両社の思想的リーダーシップとコミットメントを強調しています。銀、銅、ガラス、アルミニウムなどの貴重な資材をリサイクルすることで、資源を埋立地から分離し、それらを太陽光供給チェーンに再投入することができ、国内の製造業を支援します。

　SOLARCYCLE社のCEO兼共同創設者であるスヴィ・シャルマは次のようにコメントしています。「カナディアン・ソーラーがモジュールの価格に先行リサイクルサービスを追加することで、私たちは業界全体を前進させ、ゆりかごからゆりかごまで真に持続可能なものとすることを目指しています。今この瞬間でさえもカナディアン・ソーラーのリーダーシップは、ソーラー業界がコアバリューをコアオペレーションに組み込むために採用した主要な戦略の一つとして振り返られることでしょう」

　カナディアン・ソーラーのシニア・バイス・プレジデントであるトーマス・コーナーは次のようにコメントしています。「SOLARCYCLE社とのパートナーシップにより、米国全土で重要な廃棄時のリサイクルサービスと共に、当社のプレミアムソーラーソリューションを提供できるようになりました」

SOLARCYCLE社 について
SOLARCYCLE社は、廃棄予定のモジュールや技術をリサイクルし、新たな用途に再利用するための低コストで環境に優しい包括的なプロセスを、太陽光設備の所有者に提供することで、太陽光発電の持続可能性を最大化することを目指した技術主導の企業です。同社の独自技術により、銀、シリコン、銅、アルミニウムなどのモジュールの素材の最大95％を抽出し、リサイクルまたは新たな用途に再利用することが可能です。太陽光技術、リサイクル、持続可能性の専門家たちが、太陽光および再生可能エネルギーの循環経済を加速させるために2022年にSOLARCYCLE社を設立しました。詳細はwww.SOLARCYCLE.usをご覧ください。