2022.05.11
カナディアン・ソーラー子会社のリカレント社、132MWdcプロジェクトで 米・ルイジアナ州の太陽エネルギーの大幅な導入拡大を支援
Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)の完全子会社であるリカレント社(Recurrent Energy)は、2022年5月3日、米・ルイジアナ州公益事業委員会(LPSC)が、同州北東部のモアハウス郡にある132 MWdc/98MWacのバイユーガリオン太陽光発電プロジェクトの電力購入契約(PPA)を承認したことを発表しました。
バイユーガリオン太陽光発電プロジェクトは、2024年に建設を開始、同年内に運転を開始する予定です。 運転開始後は、年間18,000世帯以上に電力を供給し、年間170トンの二酸化炭素排出相当量を削減する見込みです。
バイユーガリオン太陽光発電プロジェクトは、最近承認された1803電力協同組合の発電ポートフォリオの一部で、ルイジアナ州の5つの地方電力協同組合に今後20年間にわたり電力を供給します。承認されたポートフォリオには、リカレント社の98MWacのバイユーガリオン太陽光発電プロジェクトをはじめとする合計343MWacの太陽光発電プロジェクトが含まれており、これにより州内の太陽光発電容量が大幅に増加します。2021年末現在、 ルイジアナ州には約200MWの太陽光発電システムが導入されています。 カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「太陽エネルギーは全米で最も低コストの新エネルギー資源であり、より低価格の電力を組合員に供給するという1803電力協同組合の目標達成のお手伝いができることを嬉しく思います。引き続きバイユーガリオン太陽光発電プロジェクトの開発を進め、2024年に建設を開始することを楽しみにしています」
LPSCのクレイグ・グリーン会長は、委員会の会議で次のようにコメントしています。「1803電力協同組合は、LPSCのすべての規則に準拠して、競争入札の提案依頼書(RFP)を発行しました。これに対して31社から197件の適格な応札がありました。このRFPに対する力強い反響は、幅広い分野の企業がルイジアナ州のエネルギーの未来に投資し、信頼性が高く柔軟な選択肢を提供することにより、より低価格の電力をお客様に供給したいと考えていることを明確に示していると思います。今日はルイジアナ州とLPSCにとって素晴らしい日です」
1803電力協同組合のゼネラルマネージャーであるチャールズ・ヒル氏は、次のようにコメントしています。「将来的に電気料金の引き下げを提供できることは組合員にとって非常に喜ばしいことです。当組合は、信頼の厚い 太陽光発電プロジェクトおよび蓄電池プロジェクトの開発事業者であるリカレント社と提携できることを嬉しく思います。このプロジェクトの運転開始を楽しみにしています」
バイユーガリオン太陽光発電プロジェクト用地のあるモアハウス郡を含む地域を代表するLPSC理事のフォスター・キャンベル氏は、次のようにコメントしています。「1803電力協同組合の提案とリカレント社のプロジェクトが、今後数年間、ルイジアナ州の電力協同組合に信頼性が高く安価な電力を提供すると確信しています。さらに、リカレント社のバイユーガリオン太陽光発電プロジェクトは私たちの地域に約300の建設雇用をもたらす見込みです」
1803電力協同組合は、ルイジアナ州で約12万人の組合員にサービスを提供しています。選定・承認された発電ポートフォリオ全体の選定プロセスは、1830電力協同組合の代理としてACES(米国エネルギー管理事業者)が実施しました。
リカレント社について(カナディアン・ソーラー子会社)
リカレント社(Recurrent Energy)は、競争力のあるクリーンな電力を大口電力顧客に提供する大規模太陽光発電および蓄電池プロジェクトの大手開発事業者です。米国に拠点を置くリカレント社は、当社の完全子会社であり、当社の米国プロジェクト開発部門として機能しています。リカレント社は、米国において約5GWの太陽光発電および蓄電池プロジェクトを開発中です。同社に関する詳細はwww.recurrentenergy.comをご参照ください。