2018.03.16news

カナディアン・ソーラー子会社のリカレント社、 南カルフォルニア3件の太陽光発電所(出力合計235MWac)を韓国電力公社に売却

Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)は、その完全子会社であるリカレント社(Recurrent Energy)が、3件の太陽光発電所(出力合計235MWac)を韓国電力公社(KEPCO)に対する売却を完了したことをお知らせします。これにより、79GWの太陽光発電所を持つ韓国電力公社は、南カルフォルニアに位置する3件の太陽光発電所、Astoria(100MWac/131MWp)、Astoria 2(75MWac/100MWp)、Barren Ridge(60MWac/78MWp)より権益を取得します。

 

 この取引は、米国の太陽光発電市場において韓国電力公社最大の投資となります。韓国電力公社は、COPAとしても知られる韓国のプライベート・エクイティ・ファンドであるコーポレート・パートナーシップ・ファンドと提携し、買収を行いました。

 

 韓国電力公社執行役員兼最高責任者(CFO)のBong-soo Ha氏は、次のようにコメントしています。
「これら高品質の太陽光発電所は、当社再生可能エネルギーへの戦略的な付加価値であり、当社の世代別実績をさらに多様化します。当社は、今後もカナディアン・ソーラーとの協業を期待しており、魅力的な米国の太陽光発電市場において当社が成長するとともに、リカレント社のような業界をリードするデベロッパーと一緒に働けることを嬉しく思います」

 

 リカレント社は、3件の発電所を開発しました。これらの発電所はすべて2016年に商業運転を開始し、長期的な電力購入契約を締結しています。所有権は韓国電力公社に移行されますが、引き続き、リカレント社は韓国電力公社に金融資産管理サービスの提供を継続します。3件の発電所に関する詳細は下記にてご覧ください。
http://recurrentenergy.com/portfolio/

 カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。
「大規模な太陽光発電所を戦略的投資と考慮する投資家が増えており、この取引はその傾向を際立たせています。リカレント社は、米国の太陽光発電所資産を収益化する世界トップレベルの投資家との取引を通じ、価値を創造しつづけます」

 バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、スコシアバンクグローバルバンキング・マーケットは、この取引において財務アドバイザーとして活躍しました。

 

 

韓国電力公社について

韓国における電力供給を促進するために創立された世界有数の電力会社です。関連会社および子会社とともに、79GWの再生可能エネルギーを保有しており、全体の75%は海外です。2016年は売上高540億米ドル、総資産1,600億米ドルを達成しています。2017年末、韓国電力公社は24カ国で30件のエネルギープロジェクトを開発・運用しており、海外における総発電容量は25,153MW(保有分:8,388MW)です。詳細は下記にてご覧ください。
http://home.kepco.co.kr.

<< ニュースリリース一覧に戻る