2024.06.26news

カナディアン・ソーラー、EP CUBEシリーズ新製品を発表、ミュンヘンで開催のインターソーラーで高度な安全性を披露

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2024年6月19日から21日にドイツのミュンヘンで開催されたインターソーラーで、新たに産業用三相EP CubeとEP Cubeツインピークという2つの新製品を発表しました。現在販売しております住宅用EP Cubeシリーズの製品ラインナップ拡大は、ヨーロッパ市場でのエネルギーストレージの普及を促進し、多様な要件への対応を可能にします。

 産業用三相EP Cubeは最大出力電力12 kVaで、停電時でも高出力電気製品の連続運転を保証します。また、EP Cubeツインピークが加わることで、EP Cubeシリーズの製品は10 kWhから60 kWhの容量まで拡張可能となり、用途に応じて容量を自由にカスタマイズできる柔軟性を提供します。また、既存のPVシステムへの追加・修正設置、および、新規の蓄電システム設置のいずれにも対応でき、家庭のエネルギーストレージをそれぞれの家庭のニーズに合わせて提供することができます。ハイブリッドインバータを搭載したEP Cubeは、最大24 kWpの高性能太陽電池モジュールまで接続可能で、最大4つのMPPT入力に対応し、太陽エネルギーストレージの効率を高めます。

 また、EP Cubeは、安全性を重視し、発熱の面でも化学的な観点からも優れた安定性を持つリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーを使用しています。このバッテリーシステムはIEC認証を取得しており、IP67等級の筐体に収められています。カナディアン・ソーラーの展示ブースでは、約60センチの水に浸されたEP Cubeによって供給される電力でコーヒーメーカーを動作させコーヒーを入れるデモンストレーションをご覧いただきました。過酷な環境下でもEP Cubeが優れた性能を発揮できることを、このデモンストレーションを通じて体感いただけます。なお、このデモンストレーションはEP Cubeの耐水性能の理解いただくためのもので、標準的に推奨する設置方法ではありません。

 ヨーロッパではすでに多数のEP Cube設置が完了しており、現在、EP Cubeはカナディアン・ソーラーの信頼できる販売ネットワークを通じてドイツ、スペイン、イタリア、イギリスの顧客に提供されています。

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