2024.05.10
カナディアン・ソーラー、環境ファイナンスよりグリーンプロジェクトボンド年間賞を受賞
Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2024年4月29日、カナディアン・ソーラーがグリーンサムライ私募債185億円を募集したことに対して環境ファイナンスによりグリーンプロジェクトボンド年間賞を受賞したことを発表しました。
カナディアン・ソーラーは償還 期限 3年の185億円(1億2千万ドル)の私募債を発行しました。この革新的なボンドは流動性と柔軟性を高め、カナディアン・ソーラーのグローバルビジネスを一層強化し、またリカレント社が開発・アセットマネジメントビジネスにおいて太陽光・蓄電池プロジェクトをさらに成長させていきます。
環境ファイナンスは1999年に設立された業界トップのグローバル刊行物です。環境ファイナンスが毎年発表するSDGs債アワードはグリーンで社会貢献度の高く、サステナブルかつサステナビリティに関連した債券や融資、そして市場革新性を表彰するものです。
SDGs債アワードの審査員はカナディアン・ソーラーのこの運用取引を次のように述べて推賞しています。「“太陽光アセットを証券化するのが慣例となっているこの業界”で、この取引は付加的なものです。というのも発行人はこれまでよりもより多くの投資家を獲得することができるからです。」環境ファイナンスは、この取引のおかげでカナディアン・ソーラーが“長期的で低金利の製品が殆ど無いという日本の超低金利環境に進出できた”点も評価しています。
日本格付研究所(JCR)はこの仕組債を投資グレード“A-”と評価しただけでなく、日本のSDGs債のガイドラインに従って、発行者に最も高いグリーン1の評価もつけました。オリックス銀行はこの私募債の受託者となっており、国内の投資家に関してはゴールドマンサックス(GS)が主要な斡旋人、総主幹事を請け負いました。
カナディアン・ソーラーは2018年に54億円(4,700万ドル)の群馬新巻プロジェクト債の募集での受賞に続き、環境ファイナンスから受賞したSDGs債の年間アワードは今回で2度目になります。
カナディアン・ソーラーCEOであるショーン・クー氏は次のようにコメントしています。「カナディアン・ソーラーのグローバル開発ビジネスをめざした革新的なファイナンスストラトジーが認められ、私たちは再び年間SDGs債アワードの受賞を非常に栄誉のあることと思っています。リカレント社は再生可能エネルギーに対する世界の需要が高まっていることに応え、太陽光・蓄電池開発と強固なファイナンス能力に裏打ちされた実績によってビジネスを拡大し続けていきます」
ゴールドマンサックスジャパンファイナンシンググループの最高責任者である伊藤誠氏は次のようにコメントしています。「ゴールドマンサックスはグローバルでも日本でもキャピタルマーケット活動とイノベーションの最先頭にいることを嬉しく思います。また、私たちはカナディアン・ソーラーが最も重要なストラトジーとファイナンスの目標を達成する手助けをする為にカナディアン・ソーラーと永続的なパートナーシップを継続していくことができることを非常に嬉しく思います」
2024年エンバイロンメントファイナンスのSDGs債アワードの詳細はhttps://www.environmental-finance.com/content/awards/environmental-finances-sustainable-debt-awards-2024/をご参照下さい。