2024.06.19news

リカレント社、ブラックロック社による最初の資本注入を発表

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、その子会社でグローバルにプロジェクト開発を行い太陽光発電・蓄電池プロジェクト資産を保有するリカレント社(Recurrent Energy)は、2024年6月3日(月)にリカレント社はブラックロックのクライメート・インフラストラクチャー事業(「ブラックロック」)が運営するファンドを通じて、最初の資本注入が実施されたことを発表しました。2024年1月に発表されたこの取引の最初の資本注入は、規制当局の承認やその他の条件が満たされなければならず、ようやく今になって条件が揃ったという形になります。

 この最初の資本注入は当初から計画された資本注入の大部分を表します。取引が完全に完了すると、ブラックロックの5億ドルの投資は、転換後のベースでリカレント社の発行済み完全希釈株式の20%を占めることになります。カナディアン・ソーラーはリカレント社の残りの多数株式を引き続き保有します。

 この画期的な出来事により、リカレント社は高い価値を持つプロジェクト開発ポートフォリオへの投資を進め、米国やヨーロッパを含む特定の市場で単なる開発者から長期所有者および運営者を兼ねる戦略的な転換を進めることが可能になります。この変化によって、リカレント社は低リスク通貨でのより安定した長期収益を生み出し、グローバルなプロジェクト開発パイプラインからより大きな価値を獲得することができるようになります。

 リカレント社は、世界最大級のクリーンエネルギープロジェクト開発プラットフォームの一つであり、強固な実績を持っています。2007年以降、6大陸で10GWpを超える太陽光発電プロジェクトおよび3.3GWhの蓄電池プロジェクトを開発、建設、接続してきました。

 2024年3月31日時点で、リカレントエナジーは26GWの太陽光発電と56GWhの蓄電池のグローバルなプロジェクト開発パイプラインを有しており、そのうち11GWと15GWhはそれぞれ系統連携済みプロジェクトです。リカレントエナジーは、2026年までに米国とヨーロッパで4GWの太陽光発電と2GWhの蓄電池施設を運用する予定です。

 リカレント社CEOであるイスマエル・ゲレロ氏は、次のようにコメントしています。「ブラックロックからのこの財務的および戦略的支援により、リカレント社は世界中の主要な太陽光発電および蓄電池プロジェクトの開発を進める準備が整っています。我々はブラックロックとのパートナーシップを大切にしており、今日も明日もクリーンで信頼性の高い、手頃な価格の電力を提供するという我々の使命に対する彼らのコミットメントに感謝しています」

 ブラックロックの気候インフラ最高責任者兼投資部門最高責任者であるデビッド・ジョルダーノ氏は次のようにコメントしています。「ブラックロック・クライメート・インフラストラクチャ・グローバル・リニューアブル・パワー・ファンド IV からのこの投資により、リカレント社は主要な高成長市場においてユーティリティ規模の太陽光発電およびバッテリーエネルギー貯蔵プロジェクトの開発、建設、および管理を拡大することができます。我々の強みと専門知識を結集し、グローバルな世界有数の独立系電力生産者を作り上げることを楽しみにしています」

 詳細については、この投資に関する初期取引発表に関連して2024年1月23日に証券取引委員会に提出されたフォーム6-Kをご参照ください。

リカレント社について                                                         リカレント社(Recurrent Energy)は、世界最大級かつ最も地理的に多様な大規模太陽光プロジェクトおよび蓄電池プロジェクトの開発・所有・運用プラットフォームの1つです。エネルギー専門家チームを擁し、業界をリードするリカレント社は当社の完全子会社であり、当社のグローバルな開発・電力サービス事業部門として機能しています。リカレント社に関する詳細はhttp://www.recurrentenergy.com をご参照ください。

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