オートデスク社、バイオジェン社、EMDエレクトロニクス社、ウェイフェア社が、テキサスプロジェクトから再生可能エネルギーの購入を開始

　Canadian Solar Inc.（本社：カナダ・オンタリオ州、CEO：ショーン・クー、NASDAQ：CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」）は、その子会社でグローバルにプロジェクト開発を行い、太陽光発電・蓄電池プロジェクト資産を保有するリカレントエナジー社（以下「リカレント社」）が本日、テキサス州ヒューストン近郊にあるリバティ・ソーラー134 MW（100 MWac）ソーラープロジェクトが商業運転を開始したことを発表しました。

　リバティ・ソーラーはテキサス州リバティ郡にあり、ヒューストンの北東約80kmに位置しています。このプロジェクトの顧客には、オートデスク社、バイオジェン社、EMDエレクトロニクス（メルクKGaA（ドイツ・ダルムシュタット）の米国およびカナダの電子事業）、およびウェイフェア社が含まれます。リバティ・ソーラーは中部独立系統運用会社（MISO）の市場における太陽エネルギー容量を拡大し、年間約15,000世帯分の電力を生産する予定です。

　リカレント社CEOであるイスマエル・ゲレロ氏は、次のようにコメントしています。「リバティ・ソーラーは、リカレント社のMISOにおけるプロジェクト所有権を拡大する素晴らしいプロジェクトです。私たちは、このプロジェクトを予定通りかつ予算内で完了し、お客様の再生可能エネルギー目標の達成を支援できることに大変喜びを感じています」

　テキサス太陽光発電協会のエグゼクティブ・ディレクターであるマーク・ストーバー氏は次のようにコメントしています。「リバティ・ソーラーのようなプロジェクトは、テキサス州の急増する電力需要に応えるために不可欠です。リカレント社が開発プロセスを進め、企業の購入者と協力して、テキサス州のMISO地域に新しく、安定したクリーン電力を提供することを評価します」

　メルクKGaA（ドイツ・ダルムシュタット）のエレクトロニクス部門CEOであるカイ・ベックマン氏は次のようにコメントしています。「半導体業界向けの材料とソリューションを提供する企業として、エネルギーは業界の進歩において重要な要素です。私たちは、新技術である人工知能や先進的なチップをよりエネルギー効率の高いものにするための研究開発に貢献するだけでなく、バリューチェーンにおける自社の環境負荷も低減することを目指しています。リバティ・ソーラーは、当社の取り組みを具体化する重要なプロジェクトです」

　バイオジェンのサステナビリティ暫定責任者であるキャスリーン・ウッドワード氏は次のようにコメントしています。「2014年以来、100％再生可能な電力を維持してきたバイオジェンは、クリーンでより強靭なエネルギーグリッドを構築する重要性を長く認識してきました。経済成長と公衆衛生を促進するために、地域社会が必要とする持続可能なエネルギーを提供するこのプロジェクトのマイルストーンを祝えることを大変うれしく思います。バイオジェンによるリバティ・ソーラーの支援は、すべての人にとってより健康的で持続可能な未来を育むという私たちの広範な目標の一環です」

　オートデスクの最高サステナビリティ責任者であるジョー・スペイチャー氏は次のように述べています。「より持続可能な成果を達成するためには、グリッドへの再生可能エネルギー容量の追加投資が不可欠であり、リバティ・

　ソーラー・プロジェクトが北米での再生可能エネルギーの普及に寄与すると信じています。オートデスクは、当社の施設、クラウドサービス、ハイブリッドワークフォースにおいて100％再生可能エネルギーの調達を目指しており、気候目標を活用して、エネルギーの生成と導入において変革をもたらすことを約束しています」

　リカレント社は、このプロジェクトの長期的な所有者および運営者としての役割を継続する予定です。リカレント社は以前、ラボバンク、ノルドLB、およびU.S.バンクの子会社であるU.S.バンコープ・インパクト・ファイナンスがプロジェクトの建設資金を提供したことを発表しています。また、U.S.バンコープ・インパクト・ファイナンスは8,000万ドルの税額控除資金も提供しています。

リカレント社について

リカレント社（Recurrent Energy）は、世界最大級かつ最も地理的に多様な大規模太陽光プロジェクトおよび蓄電池プロジェクトの開発・所有・運用プラットフォームの1つです。エネルギー専門家チームを擁し、業界をリードするリカレント社は当社の完全子会社であり、当社のグローバルな開発・電力サービス事業部門として機能しています。リカレント社に関する詳細は、http://www.recurrentenergy.com をご参照ください。