2020.02.17news

Lightsource BP社と1.2GWの太陽電池モジュール供給契約を締結

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)は、本日、Lightsource BP社と米国及びオーストラリアのプロジェクト向けに1.2GWの高効率多結晶シリコン太陽電池モジュールの複数年供給契約を締結したことを発表しました。Lightsource BP社は、大規模太陽光発電プロジェクトの開発、取得、長期的な管理及びスマートエネルギーソリューションを手がける世界的大手企業です。

 

 今回のプロジェクトには、当社の高出力両面発電型多結晶シリコン太陽電池BiHiKu(CS3W-PB-AG)モジュール及び高出力HiKu(CS3W-P)モジュールが採用されます。両面発電型モジュールは、モジュールの表面と裏面の両方で発電するため、従来型の片面発電型モジュールに比べて出力が大きく増加します。今回採用されたBiHiKu両面モジュールは非常に高出力であり、発電所のLCOE(Levelized Cost of Electricity/均等化発電原価)を大きく削減しながら、発電所の限られたエリアにおける発電量を最大化します。

 

 Lightsource BP社の最高執行責任者(COO)であるKareen Boutonnat氏は、次のようにコメントしています。「カナディアン・ソーラー社と協力してグローバルなパイプラインを提供できることを嬉しく思います。同社は投資 適格性(バンカビリティ)の高い企業であり、業界での確かな実績を持つパートナーです。その高効率高性能な 太陽電池モジュールを評価して、当社の調達チームが同社のモジュールを選択しました。当社の太陽光発電プロジェクトにおいてこれらのモジュールが直ちに効果を発揮することを期待しています。」

 

 カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「1.2GWのモジュール供給契約を締結したLightsource BP社との強力な提携関係を非常に喜ばしく思います。太陽光発電技術のリーダーとして、当社は常にイノベーションに取り組んでいます。最新の両面発電技術に基づく当社の高出力モジュールがオーストラリアと米国でのプロジェクトに採用されたことを誇りに思います。」

 

<Lightsource BP社について>
Lightsource BP社は、大規模太陽光発電プロジェクトの開発、資金調達及び長期的な管理を手がける独立系の世界的大手企業です。これまでの資金調達総額は約70億ドルで、現在、2GWの稼働済み太陽光発電プロジェクトのポートフォリオを保有しています。BP社との戦略的提携関係のもと、信頼できるクリーンエネルギーを企業や地域社会に提供することにより、世界のエネルギー転換に貢献しています。

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