2021.07.05news

日本の太陽光発電第8回入札で86MWpを落札、日本市場シェアNo.1の地位を強化

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)は、2021年6月29日に、日本国内での太陽光発電第8回入札において、86MWpを落札し、総入札容量の最大シェアを占めたことを発表しました。

 宮城県の80MWpプロジェクト、福島県の3MWpプロジェクト、青森県の3MWpプロジェクト、全て東北地方の3件のプロジェクトで合計86MWpです。完成後には、これらのプロジェクトは東北電力と20年間の電力購入契約(PPA)を締結し、10.77円/kWh(0.098米ドル/kWh)(加重平均価格)で売電します。2024年から2026年の間に商業運転開始予定です。

 当社は、2017年に日本で固定価格買取制度(FIT)のもとでの入札制度が開始されて以降、累積落札容量で最大シェアを誇っています。また、日本で実施された全てのFIT入札に参加し、落札してきた唯一の企業です。これは、当社の競争力と日本市場へのコミットメントを示すものです。2011年に日本で太陽光発電プロジェクト開発事業に参入して以降、全国で45件以上のプロジェクトを実施してきました。現在は、今後3~5年間に完成後引き渡し予定の30件近いプロジェクトを開発中です。  カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「当社は、日本市場におけるプレゼンスを拡大し続けています。宮城県の80MWpプロジェクトは、当社が日本で開発した中で2番目に大きいプロジェクトとなる見込みで、稼働中または建設中の大規模プロジェクト450MWp以上という、当社の既存ポートフォリオに追加されます。日本で10年間にわたって事業を展開してきた当社は、日本市場に対する長期的なコミットメントを持っており、2050年の温室効果ガス排出量実質ゼロの目標達成を支援しています。日本国内に太陽光発電プロジェクトの開発、O&M、資産管理の強力なチームを持つ当社の日本における事業の構造は、競争上の優位性を持っています。当社は、日本最大の上場インフラファンドであるカナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(東証9284)のスポンサーであり、同社を部分的に所有し、同投資法人のインフラファンド市場での将来成長を継続的に支援しています。ルーフトップ太陽光発電システムおよび大規模太陽光発電システムの市場セグメント全体で大手モジュール・ブランドとしてのプレゼンスを持っています」

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