2020.04.09news

中国ポルトガル語圏諸国協力開発基金(CPDFund)から3,000万米ドルの資金調達を完了

Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)は、本日、中国ポルトガル語圏諸国協力開発基金(CPDFund)からの3,000万ドルの資金調達を完了したことを発表しました。カナディアン・ソーラーは、主導的地位を確立しているブラジルにおいて、太陽光発電プロジェクトの開発および建設に資金を投入する予定です。当社は、ブラジルにおいて1.7 GWpの太陽光発電プロジェクトを開発し、ブラジル連邦政府および地域のエネルギー競争入札により電力販売契約(PPA)を獲得しており、そのうち480 MWpが稼働済みです。

 

 CPDFundは、中国と、ブラジルを含むポルトガル語圏の国々との間での投資・協力促進を約束する中国開発銀行とマカオ産業商業開発基金によって設立されました。

 

 カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「今回、再びCPDFundと協力して、ブラジルにおける太陽光発電プロジェクトのさらなる開発と建設を支援できることを嬉しく思います。前回、2017年に行った資金調達では、当社のブラジル初のプロジェクトである、191 MWpのPirapora I太陽光発電所の商業運転を実現しました。それ以来、当社はブラジルの太陽光発電市場のリーダーとなり、同国でのプロジェクトパイプラインを拡大し続けています。太陽光発電の成長を加速するために、今後、中国および世界の企業や金融機関の皆様と協力する機会がさらに増加することを期待しています。」

 

中国ポルトガル語圏諸国協力開発基金(CPDFund)について 
中国ポルトガル語圏諸国協力開発基金(CPDFund)は、中国・ポルトガル語圏諸国経済協力フォーラム第3回閣僚級会議で提案された6つのイニシアチブの1つとして、2013年6月に正式に設立された基金で、中国開発銀行が60%、マカオ政府系金融機関であるマカオ産業商業開発基金が40%を出資しています。CPDFundは、中国とポルトガル語圏の国々との間での、投資(株式投資や準株式投資)や生産能力に関する協力を活性化することを目的としています。2013年の設立以来、CPDFundは10億米ドル規模に達し、中国とポルトガル語圏の国々との投資協力を促進するための重要なプラットフォームとなっています。

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