2019.11.14news

ブラジルにおいて、総出力393.7MWpの太陽光発電所を獲得

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2019年第3四半期にブラジルで開催された2件のプライベート企業入札制度にて、総出力393.7MWpの太陽光発電所を獲得したことをお知らせします。

 当社は、2件の太陽光発電所(ペルナンブコ州/190.5MWp、セアラ州/76.2MWp)の開発および建設を行う予定です。セアラ州の発電所は、同社が開発中の既存発電所であるLavrasの拡張になります。2021年に建設が開始される予定で、2022年末までに商業運転を予定しています。これら2件の太陽光発電所によって年間およそ598GWhの電力を発電する見込みです。発電した電力の大部分は15年間の電力購買契約(PPA)の下、ブラジルのトップ10電力取引会社の一社であるCOPEL Energia社に購入される予定です。

 当社は、ブラジル南東部のミナスジェライス州で127MWpの発電所を開発および建設し、2023年1月までに商業運転を開始する予定です。この発電所では年間およそ280GWhの電力を発電する見込みで、発電した電力の多くは、長期電力購買契約(PPA)の下、ブラジル国内最大電力会社の一社によって購入されます。本発電所は、当社によって開発・建設された既存の発電所近くに建設される予定です。

 当社の高効率両面BiHiKuモジュールは、これら3件の発電所に使用される予定です。これら企業の電力購買契約は、当社ブラジル法人によって実施される初めての契約で、当社がブラジル市場に参入以来、当社ポートフォリオに1GWp超が追加されます。当社は現在、ラテンアメリカにおいて2GWpを超えるPPAを保有しています。

 カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。
「ブラジルでこれまでに開催された6件のエネルギーオークションすべてで獲得に成功し、成長中の本市場において企業PPAとして初の案件を獲得した唯一の企業であることを誇りに思います。この成功は、ブラジルにおける太陽エネルギーに対する当社の長期的な約束を示しており、ブラジルの企業向け電力販売市場への投資を開始する最初の一歩です」

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